更新日:2017年4月3日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ウラリットが膀胱炎に効く?


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ウラリットと間質性膀胱炎

間質性膀胱炎患者ではpH6.0未満の酸性尿の頻度が高く、尿のpHと症状の間に一定の関連性があることが示唆され、さらに患者にクエン酸塩製剤を投与したところ症状の改善が認められた。

尿アルカリ化により、膀胱粘膜下知覚神経への酸の刺激が軽減されたと考えられている。

ウラリットとクランベリージュース

膀胱炎予防にクランベリージュースを飲んでいる患者さんは多いですが、ウラリットも膀胱炎に処方されていたりすると飲み合わせに問題が生じるかも。

ウラリットQ&A|ウラリット.jp|日本ケミファ高尿酸血症・痛風の総合情報サイト

Q.クランベリージュースとの併用は、尿アルカリ化の妨げになることがありますか?

A.患者さまがお飲みになっているクランベリージュースの濃度にもよりますが、尿アルカリ化効果が減弱する可能性は否定できません。
70%クランベリージュース150mLを1日3回、5日間連日飲用し、尿の酸性化能と尿中馬尿酸排泄量について検討した文献では「連日飲用にて、尿pHを約0.5~1.5下げること(尿の酸性化)が可能と考えられた」と報告されています。

アイピーディと間質性膀胱炎

抗アレルギー薬のアイピーディは、Th2サイトカイン(IL4、IL5)産生を選択的に阻害することにより、好酸球組織浸潤およびIgE抗体産生を抑制する。

同薬は、14人の間質性膀胱炎患者を対象にした非ランダム化試験において、1回排尿量と症状スコアの改善が認められたことから、日本と欧米で治験が行われた。

しかし、日本の試験で症状改善スコアの改善量においてプラセボ投与群に対する優越性を示すことができず、間質性膀胱炎での開発は中止されている。

開発は中止されたものの、実際に使用して症状の改善が見られるケースが少なくないことから、引き続き処方されているのが実情である。

参考書籍:日経DI2013.1

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