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調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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吸入ステロイドで声が嗄れるのはなぜ?

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吸入ステロイドで嗄声?

質疑応答 2009年1月

Q:吸入ステロイド薬により声が枯れるのはどうしてか?

A:吸入ステロイド薬による声枯れ(嗄声(させい))は最も頻度が高い副作用で,用量依存性である。エアロゾル製剤よりドライパウダー製剤での発現率が高い。下記のような原因で起こるが,主原因は①である。うがいによる予防効果はほとんどなく,発現時には減量やエアロゾル製剤への変更を検討する。①ステロイド筋症(喉頭筋の筋力低下):ステロイドは蛋白の異化(分解)促進作用および同化(合成)抑制作用を有しており,ステロイドの長期使用により筋構成蛋白(アクチン,ミオシン等)が合成されなくなって筋肉蛋白量が減少し,筋力が低下する。したがって吸入により喉頭筋にステロイド粒子が付着すると喉頭筋の障害が起こり,筋原性の声帯麻痺(発声時に声帯を閉じる方向にうまく動かせない)により,嗄声が発現する。②口腔内のカンジダ症により声帯が障害を受ける。③製剤の添加物や溶剤の刺激。

②が原因かと思ってた。

主原因は①なのね。

強く吸入しすぎると嗄声になる?

吸入指導では、末梢気道にまで薬剤を送り込むために、強く、深く吸入することを強調します。

が、あまり強く吸いすぎると嗄声のリスクが高くなることが指摘されています。

嗄声が出ているような患者さんの場合には、もう少し弱く吸入することを勧めることも必要かも。

吸入ステロイド

喘息の基本的な病態が気道炎症であることが明らかとなったため、最も抗炎症作用の強いステロイドを喘息治療に積極的に使うようになった。
また、経口ステロイドに比べて副作用がはるかに少ない吸入ステロイドの有効性が明らかになったことも、喘息にステロイドを積極的に用いるようになった理由の一つである。
吸入ステロイドは喘息の薬物療法の中で最も重要な地位を占める。

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腎不全患者にアロプリノール追加 適切な投与量は?

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薬剤師

数年前より腎不全を患っている60歳の男性患者。CLcrは35mL/minである。高尿酸血症の治療のためアロプリノールを投与したいが、投与量はどの程度にすればよいか(アロプリノールの通常量は200~300mg/日を2~3回に分けて投与する)。
A. 100~300mg/日
B. 100mg/日
C. 50mg/日

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