更新日:2016年12月21日.全記事数:3,137件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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睡眠薬を海外に持って行っちゃダメ?


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禁止薬物

商品名サイレース、ロヒプノール(一般名フルニトラゼパム)という睡眠薬はアメリカへの持ち込みが禁止されています。

フルニトラゼパムはアルコールとの併用で比較的高い確率で健忘を引き起こすことがあるため、アメリカ、イギリスなどで悪用されていました。
被害者が健忘によって、薬を飲まされた間やその前後に起こった出来事を覚えていないことが多く、加害者が特定されにくかったためです。

また、ヘロインやコカインとの併用で効果を高めたり変調することや、メタンフェタミン,アンフェタミンといった覚せい剤の使用によって起こる不眠などの副作用に対抗するために乱用されました。このため、乱用が深刻となったアメリカではフルニトラゼパムは禁止薬物に指定されています。

海外旅行と睡眠薬

日本で処方されている薬の中には、外国で持ち込みが禁止されている薬があります。

睡眠薬のサイレース(ロヒプノール)はその一つです。

サイレースを持って入国したとしても、逮捕はされませんが、入国審査で発見されると没収されることがあります。

海外旅行に持って行けない薬

風邪薬、頭痛薬や下痢止めなど、常備薬を個人用に持参することは,通常、問題はありません。

しかし、国によっては持ち込めない薬もあるので注意が必要です。(米国:フルニトラゼパム)

米国の規制

米国政府は、催眠作用が強く悪用される可能性があるとして、以前からフルニトラゼパム製剤の製造と販売を認めていなかったが同薬がメキシコなどの近隣諸国から密輸され、婦女暴行などの犯罪に使用されるようになり、大きな社会問題になった。

米国麻薬収締局は、1996年に同薬を合成麻薬のLSDやヘロインなどと同じ厳しい管理基準下に置き、同年5月以降は、米国内への持ち込みを一切禁止した。

参考書籍:日経DIクイズ

海外旅行にインスリン注射を持っていっていい?

旅行先への自己注射薬の持込みが可能かどうかは、旅行先の大使館の税関部に問い合わせます。

また旅行先での届出は、入国審査の際に申告します。

飛行機に乗るとインスリンが凍る?

飛行機でインスリンが凍るという話。
飛行機ってそんなに寒かったっけ?
あまり乗ったことが無いからわからない。

と思ったら、貨物室の話らしい。
飛行機の貨物室は温度が0℃以下になるなど、温度変化が激しいです。
そのため、インスリン注射は手荷物として機内に持ち込むようにします。

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