更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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薬を無くしたら薬だけもらえる?


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薬を無くしたら薬局でもらえる?

Q.薬剤の紛失、液剤のビンの破損などのため、患者が薬剤の再交付を求めた場合、その費用請求はどうすればよいか。

A.全額、患者の自己負担で処理することになる。
なお、この場合、目前での破損などその事実が明らかな場合を除き、処方医の了解を得ること、および調剤録への記入などが必要である。
特に麻薬処方の場合は、処方せんの再発行が必要である。

参考書籍:保険薬局業務指針2010年版

薬をなくしたら自己責任?

患者が薬局から受け取った薬剤を帰宅途中や自宅で紛失し、再発行された処方箋に基づいて調剤した場合の費用は、全額患者の負担となる。

患者さんが薬を無くしたと訴えて薬局に来ることがあります。
薬の紛失はその患者さんの責任なので、保険を使った請求はもう出来ません。

薬局での対応は、薬価だけでなく、調剤基本料なども含めた全額を自費で払ってもらい保険請求はしない、という対応になると思います。

保険を使った請求に比べ、患者さんの負担金は大きくなります。

その際、処方箋は再発行してもらうのが望ましいですが、必ずしも再発行が求められているわけではありません。

再発行してもらうと、医療機関側でも自費で負担することになるので、そのコストを考えると薬局側だけでの対応にしたほうが患者さんにとってはいいでしょう。

麻薬処方箋では再発行は必要です。

しかし、医療機関側に患者さんが直接「薬を無くした」と言いに行った場合、医療機関では融通を利かせて、もう一度診察して同じ薬を処方することのほうが多いと思います。

薬局では、医療機関で保険を効かせているのであれば、「薬を無くしたからもう一度出してもらった」と患者さんから聞いたとしても、保険請求します。

薬剤師はまじめなので、法的に問題のありそうな行為はしません。

処方元の医師のほうが融通を利かせられるので、薬を紛失したときは、薬局に来るよりも、医療機関側に相談してください。

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名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
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