2018年9月20日更新.3,327記事.5,533,947文字.

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ニューモシスチス肺炎=カリニ肺炎?

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カリニ肺炎は犬の肺炎?

サムチレール内用懸濁液15%の適応症は、「ニューモシスチス肺炎、ニューモシスチス肺炎の発症抑制」である。
バクタ配合錠/バクタ配合顆粒、バクトラミン配合錠/ バクトラミン配合顆粒にもニューモシスチス肺炎と書かれている。
適応菌種は「ニューモシスチス・イロベチー」
サムチレールの薬効分類名は「ニューモシスチス肺炎治療薬」となっている。

注射剤の「ベナンバックス注用300mg」や「バクトラミン注」の適応症には、いまだに「カリニ肺炎」と書かれている。
適応菌種は「ニューモシスチス・カリニ」
薬効分類名も「カリニ肺炎治療剤」となっている。

ニューモシスチス肺炎は、以前はニューモシスチス・カリニ (Pneumocystis carinii) による肺炎とされ、カリニ肺炎と呼ばれていました。
しかし、犬から見つかったニューモシスチス・カリニと、ヒトで肺炎をおこすニューモシスチスは異なる種類であることが判明し、ヒトに病原性をもつニューモシスチスは、1952年にニューモシスチスが肺炎を起こすことを報告したチェコの寄生虫学者オットー・イーロヴェッツへの献名である Pneumocystis jiroveci に命名し直され、これによる肺炎はニューモシスチス肺炎に名称変更されました。

カリニ肺炎の「カリニ」は病原体発見に貢献したアントニオ・カリニから名づけられている。

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