2019年2月19日更新.3,370記事.5,917,338文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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食前に飲んじゃいけない糖尿病用薬

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食直前服用の糖尿病薬

ベイスンやセイブルなどのαグルコシダーゼ阻害薬、シュアポストやグルファストなどの速効型インスリン分泌促進薬の用法は、「1日3回毎食直前」である。
またアルドース還元酵素阻害薬であるキネダックの用法は「1日3回毎食前」である。

そのため併用しているメトグルコやアマリールも、コンプライアンス向上のため食直前や食前という用法で指示が出されることがある。
一包化する際にも同じ用法のほうが都合がいい。

しかし、糖尿病用薬の中で、食前服用できない薬がある。

薬効分類医薬品名用法
DPP4阻害薬ネシーナ1日1回
グラクティブ1日1回
ジャヌビア1日1回
エクア1日2回朝、夕
トラゼンタ1日1回
チアゾリジン系薬アクトス1日1回朝食前又は朝食後
SU剤アマリール1日1~2回朝または朝夕、食前または食後
オイグルコン1回投与の場合は朝食前又は後、2回投与の場合は朝夕それぞれ食前又は後
ダオニール1回投与の場合は朝食前又は後、2回投与の場合は朝夕それぞれ食前又は後
グリミクロン1日1~2回(朝又は朝夕)食前又は食後
ビグアナイド系薬メトグルコ1日2~3回に分割して食直前又は食後
ジベトス1日2~3回食後

ジベトスの用法は、1日2~3回食後である。
ジベトスなんて処方も見たことない、レアな薬ですが。

なので、糖尿病用薬であれば、食直前服用でまとめても保険請求的にも問題は無い。

しかし、降圧剤など食後服用で指定されているものもあるので、全てを食直前でまとめるのは難しいケースが多い。

以上。

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「空腹時服用」でない薬は?

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薬剤師

食後に投与すると吸収が増加して副作用が出やすくなったり、吸収が低下して効果が出にくくなる医薬品がある。下記に食後に投与しない「空腹時(食間)服用」医薬品を挙げたが、1つだけ異なるものがある。それはどれか。
A. パゾパニブ(ヴォトリエント):チロシンキナーゼ阻害剤
B. エルロチニブ(タルセバ):チロシンキナーゼ阻害剤
C. クアゼパム(ドラール):睡眠障害改善剤
D. リセドロン酸(ベネット・アクトネル):ビスフォスフォネート製剤
E. イコサペント酸エチル(エパデール):EPA製剤

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