更新日:2017年7月27日.全記事数:3,117件.

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血圧が高いときは入浴禁止?


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高血圧と入浴事故のリスク

「血圧が170を超えたらお風呂に入れない」と言っていた患者がいた。

訪問入浴等、介護保険が適用される入浴サービスにおいて、血圧が170を超えたら入浴禁止、180を超えたら禁止等、介護施設、事業者によって基準が違う。

(1)高血圧時の入浴は事故発生のリスクが高い
・入浴前の収縮期血圧が160mmHg以上であることは入浴事故の発生と3.63倍*の関連があった(101-129mm Hgを基準とした場合)。
・入浴前の拡張期血圧が100mmHg以上であることは入浴事故の発生と14.71倍*の関連があった(61-84mmH gを基準とした場合)。高齢者160/100mmHg以上の高血圧及び37.5℃以上の発熱時、入浴事故のリスク増

一般財団法人日本健康開発財団の温泉医科学研究所というところのガイドラインでは、160/100mmHg以上で入浴禁止したほうがよいという基準を示している。

そもそもお風呂に入ると血圧は上がるのだろうか?

お風呂に入れば、血管は拡張し、リラックスして血圧は下がる。
入浴中は安心なのだ。

問題は入浴後。
特に冬場は、ヒートショックを起こしやすい。
ヒートショックとは、急激な温度の変化によって体がダメージを受けることです。
人間の体は、暖かい場所から寒い場所へ移動すると、熱を逃がさないよう血管が収縮し血圧が上昇するようになっている。

夏場の入浴で、風呂の温度も40度くらいなら問題無さそうですが、血圧が高くなっているということは何らかの兆候である可能性もあるので、念のため入浴は避けたほうが良いというのもわかる。

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