更新日:2017年4月8日.全記事数:3,096件.今日の勉強

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ペリシットを空腹時に飲むと危険?


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ニセリトロール

あまり見かけなくなった薬ではありますが、ペリシットという薬があります。
成分はニセリトロール。
ユベラN(トコフェロールニコチン酸エステル)やコレキサミン(ニコモール)とともにニコチン酸誘導体に分類されている薬です。

ニコチン酸、ニコチン酸アミドとともにナイアシンとも呼ばれる。ビタミンB3とも呼ばれる。

ペリシットの用法

ユベラNの服用時点については、添付文書上とくに何も書かれていないが、ペリシットとコレキサミンについては、
「空腹時に服用すると潮紅、発赤等の発現が多くなるので、食後すぐに服用することが望ましい。」と書かれている。

ペリシットの用法は「食直後」、コレキサミンの用法は「食後」。

ネットで調べると、空腹時に飲むと「ナイアシンフラッシュ」とも呼ばれている紅潮やかゆみが出やすいようだ。

それだけ、血行を良くする働きが強いとも言える。

恐るべしニコチン酸。

ニコチン酸の作用機序

コレキサミンやペリシットは、脂肪酸放出抑制薬とも呼ばれる。
脂肪組織からの遊離脂肪酸放出を抑制することにより、肝臓への遊離脂肪酸の供給が減少する。
そうすると、肝臓における中性脂肪の生成が抑制され、その結果血中の中性脂肪値が低下するというメカニズム。

しかし、「脂肪組織から遊離脂肪酸放出を抑制する」ということは、脂肪の分解が抑制されるということで、痩せにくくなりそうだ。

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