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ゼローダとワーファリンは併用禁忌?
公開. 更新. 投稿者:相互作用/薬物動態.この記事は約1分5秒で読めます.
2,504 ビュー. カテゴリ:ゼローダとワーファリンの相互作用
ゼローダとワーファリンには相互作用がある。
ゼローダがワーファリンの代謝を阻害し、ワーファリンの作用増強、出血リスクが高まるという。
ワーファリンの警告に、
本剤とカペシタビンとの併用により、本剤の作用が増強し、出血が発現し死亡に至ったとの報告がある。併用する場合には血液凝固能検査を定期的に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。
と書かれている。
ゼローダ側にも、ワーファリンとの併用に関し「警告」欄に書かれている。
しかし、「併用禁忌」ではない。
相互作用の多いワーファリンの添付文書では、「併用注意」に以下のように書かれている。
64. 薬剤名等
薬効分類:抗腫瘍剤
フルオロウラシル系製剤及びその配合剤
カペシタビン臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
64番目の併用注意として書かれているのみだ。
機序的にいえばTS-1も同様の注意が必要なので警告に書いてもいいくらいですが、やはり死亡例が出たかどうかという点で、警告に書かれるかどうかの分かれ目になっているのでしょうか。
禁忌にしてしまうと処方できなくなる。警告で最大限の注意を与えている。
ゼローダ錠300㎎ 12錠
1日2回朝夕食後 28日分
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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