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ドグマチールカプセルと錠の違いは?
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約1分15秒で読めます.
3,333 ビュー. カテゴリ:錠剤とカプセル
たまに同じ成分で錠剤とカプセルという2種類の剤形を持つ薬をみかける。
ドグマチールカプセル50mgとドグマチール錠50mg(100mg、200mgは錠剤のみ。)
トランサミンカプセル250mgとトランサミン錠250mg(500mgは錠剤のみ。)
サワシリンカプセル250mgとサワシリン錠250mg(125mgはカプセルのみ。)
カルナクリンカプセル25単位とカルナクリン錠25単位(50単位は錠剤のみ。)
ポンタールカプセル250mgとポンタール錠250mg
キプレス錠5mgとキプレスチュアブル錠5mgのように、バイオアベイラビリティに違いがあるわけではない。
錠剤もカプセルも体に入れば同じ。
薬価も同じ。
なぜ両方とも生かしているのか不思議に思う。
どちらの剤形も売れているのだろうけど。
ドグマチールみたいな精神疾患に使われる薬であれば、剤形変更に伴う患者の不安もあるので、両剤形生かしておく意義はあるのかも知れないとも思うが。
正直カプセルは販売中止にしてほしいと思う。
トランサミン、ドグマチール、サワシリンなどは両剤形在庫してある状態。
サワシリンやトランサミンなんて連用する薬ではないので、確実にデッドストック状態。
どうしても手配に時間がかかる時は疑義照会して変更可能か問い合わせますが。
薬剤師の判断で変更しても全く問題のない事案だと思う。ノルバスクからアムロジンという併売品の変更以上に。
とりあえずいずれにしてもジェネリックであればカプセルから錠剤といった剤形変更が可能なので、ジェネリックを用意しておいてダメージを最小限に抑えられたら良い。
ドグマチール錠50mg 3錠
1日3回毎食後 30日分
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。