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アレジオン1日2回?
公開. 更新. 投稿者:花粉症/アレルギー.この記事は約1分58秒で読めます.
3,700 ビュー. カテゴリ:アレジオン1日2回
近くの医療機関から、小児にアレジオンDS1日2回、という処方がたまに来ます。
疑義照会はしましたが、そのままで、とのこと。
ジルテックも小児の場合1日2回だし、こういう処方もありなのかな。
1日1回の薬を2回に分けて飲んだからといって、副作用的には問題ないでしょう。
自覚症状の無いような病気なら1日1回のほうがコンプライアンスがいいかも知れませんが、かゆみなどの症状があるような病気だと1日に複数回飲んだほうが落ち着くかも。
アレジオン開発の経緯
エピナスチン塩酸塩は、1975 年にドイツ ベーリンガーインゲルハイム社により合成されたアレルギー性疾患治療剤である。抗ヒスタミン作用とアレルギー反応に関与する細胞のケミカルメディエーターの遊離抑制作用を持つことから本薬のアレルギー性疾患に対する有効性が示唆され、また、血液脳関門を通過しにくく、中枢神経系に対する作用が弱い化合物であることが推察された。
アレジオンの特徴
エピナスチン塩酸塩は抗ヒスタミン作用のほか、ロイコトリエンC4、PAF(血小板活性化因子)、ブラジキニン等に対する抗メディエーター作用と、ヒスタミン、SRS-A のメディエーター遊離抑制作用を持ち、中枢抑制作用がプラセボと同等であり、しかも1日1回の経口投与が可能なアレルギー性疾患治療剤である。
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