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添付文書が無くなる?添文ナビってなに?
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約1分28秒で読めます.
3,623 ビュー. カテゴリ:添文ナビ
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「添文ナビ」というアプリが2021年4月に公開されました。
日本製薬団体連合会、医療機器産業連合会、GS1 Japanが共同開発した医療従事者用のアプリで、医薬品、医療機器などの包装上のGS1バーコードを読み取り、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のウェブサイトの添付文書情報等を閲覧することができるという。
これはどういうことかというと、もうすぐ薬の箱の中に入っている添付文書が無くなるよ、という流れ。
ですので、薬剤師の皆さんはこのアプリを必ずインストールしておくように。
調剤室の中でスマホをいじる行為を咎めることも、そのうちできなくなるかな。
スマホを使えないシニア薬剤師の皆さんはご退場あれ、ということになるかな。
添付文書の同梱廃止
2019年8月現在、まだ医薬品の包装内には添付文書が同梱されていますが、いずれ同梱されなくなるという話。
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添付文書が頻繁に改訂される中、卸売販売業者や医療機関などの在庫品に同梱されている添付文書は改訂前の状態で、最新の情報提供という観点では必ずしも役に立っていないのが現状である。
また、同じ医薬品が医療機関などに納品されるごとに、添付文書が同梱されるため、資源の浪費につながるとの指摘もあるという。
2018年11月8日の厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会の会合では、添付文書情報の電子的な提供を「基本とする」ことが提案された。
また、製品への添付文書の同梱を廃止する代わりに、医療機関や薬局への納入の際、製造販売業者らに紙媒体での情報提供を求めることも案として示された。
さらに、「製造販売業者は添付文書情報にアクセス可能なQRコード等を製品の外箱等に表記すること」とされた。
今現在は添付文書を参照する場合、箱に入っている添付文書を取り出してみますが、今後はネットで見やすくするしかない。あるいは、プリントアウトして棚に一緒に保管しておく必要がある。
仕事中スマホで添付文書読んでも許してください。
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勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。
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