チェストベリーが月経前症候群に効く？

プレフェミンとは？

プレフェミンって効くの？

プレフェミンという薬について。
成分はチェストベリー乾燥エキス。
赤ブドウ葉乾燥エキスのアンチスタックスといい、なんかこの手のハーブ系薬を最近よくみかけますが、効くのでしょうか。

プレフェミンは月経前症候群（PMS）治療薬です。ＰＭＳ治療を目的とした日本で唯一のＯＴＣ医薬品です。ダイレクトＯＴＣになります。

「プレフェミン」は、欧州においてPMSおよび月経不順等の様々な婦人科疾患の治療に伝統的に使用されているチェストツリーの果実である、チェストベリーの乾燥エキスを有効成分とする（１錠中にチェストベリー乾燥エキス40mg）。
欧州では長年にわたり一般用医薬品としての販売実績を有しており、有効性および安全性は複数の臨床試験により確認されているという。

チェストベリーの果実は、修道女のコショウ（Monk’s pepper）と呼ばれ、ギリシャ・ローマ時代から伝統的に性欲減退または貞節を促進すると考えられてきました。
プレフェミンは月経前症候群の治療薬ということですが、チェストベリーは様々な婦人科系の病気に効果があるようです。チェストツリーには月経前症候群(PMS)の改善や無月経、月経周期の乱れの改善、不妊の改善、にきびの改善などの効果・効能があります。

イソフラボン的なイメージで良いのかな。

チェストツリーには女性ホルモンのプロゲステロン（黄体ホルモン）の分泌を正常化する働きがあるため、黄体ホルモンの分泌不足による黄体機能不全から来る不妊症や月経不順、無月経、PMSなどに効果的です。
また、薬理作用は、ドパミンＤ２受容体の刺激によるプロラクチン分泌抑制作用などが関与しているとも考えられています。

うちの妻もそうですが、月経前になると、イライラやうつなどの精神症状がひどくなり、人が変わったようになってしまうので、プレフェミンを紹介してみようと思います。