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葉酸が双極性障害に効く?
公開. 更新. 投稿者:うつ病.この記事は約2分45秒で読めます.
2,138 ビュー. カテゴリ:葉酸摂取は双極性障害の治療に有効
双極性障害の治療に葉酸が有効である可能性について、米国・マサチューセッツ総合病院のJi Hyun Baek氏らがレビューを行った結果を報告した。葉酸は、気分障害の治療に最も広く用いられている栄養補助食品の1つである。Baek氏らは、葉酸の代謝について調べるとともに、双極性障害との関連およびその治療可能性について検討した。
葉酸とうつ病などの精神疾患の関係も言われたけど。
妊婦が摂取するサプリメントというイメージ。
欠乏したら精神疾患になるのかな。
欠乏症
妊娠や授乳による要求量の増加、小腸の病理的変化、アルコール中毒、メトトレキサートなどの薬剤投与によって引き起こされる。葉酸はアミノ酸や核酸の合成に必要となる補酵素であるため、細胞分裂の盛んな箇所において欠乏症が現れやすい。症状は、貧血、免疫機能減衰、消化管機能異常などが見られる。また、心臓病や大腸ガン、子宮頸ガンのリスクがあるとの報告がある。また、妊娠期に葉酸が欠乏すると、神経管閉鎖障害が起こり、重度の場合は死に至る。また、無脳児の発生のリスクが高まる。貧血に関しては、葉酸は造血作用に対しビタミンB12と協調してはたらき、いずれのビタミンの欠乏も巨赤芽球性貧血を引き起こす。
神経管閉鎖障害に対しては、妊娠初期が重要で、特に通常まだ妊娠に気付かない第一週が最も葉酸を必要とする期間であると考えられている。
ラミクタールとかテグレトールみたいな抗てんかん薬を双極性障害に使っている場合は、特に葉酸摂取したほうが良いだろうな。
葉酸
胎児の神経管閉鎖症防止のため、妊娠可能女性は400μg/日以上の摂取。
貧血には確定診断後投与を検討。
心血管系リスクには無効。
薬物相互作用が多い。
濃緑色野菜、豆類、肝、魚卵、貝類。
葉酸はビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。
プテリジンにパラアミノ安息香酸とグルタミン酸が結合した構造を持つ。
1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見された。
葉はラテン語で folium と呼ばれることから葉酸 (folic acid) と名付けられた。
葉酸は体内で還元を受け、ジヒドロ葉酸を経てテトラヒドロ葉酸に変換された後に補酵素としてはたらく。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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