フルミストは生ワクチン？

経鼻インフルエンザワクチン

厚生労働省の専門部会は2月27日、製薬大手の第一三共が承認申請していた経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト」の製造販売を承認することを了承したとのこと。

鼻に噴霧するワクチンは、注射より簡単なので、普及するといいですね。

しかし、通常の注射タイプのワクチンは1回3000円くらいですが、フルミストは8000円くらいでまだ高いです。
予防接種は保険が効くわけではないので、よっぽど注射を嫌がる子じゃなければ躊躇する金額ですね。

また、生ワクチンである点も注意しなければなりません。
以前はポリオワクチンも生ワクチンでしたが、今は不活化ワクチンです。
生ワクチンは今現在ロタウイルスワクチンだけです。経口や経鼻タイプだと、ある程度の強さがないと免疫ができないのでしょう。
しかし生ワクチンは感染リスクがあるので、免疫抑制剤を使っている患者などでは注意が必要です。

対象年齢も「2歳以上19歳未満」となっており、私は受けられない。

注射が重症化の予防に重点を置くのに対し、鼻スプレーは鼻や口などの呼吸器粘膜からの感染を予防しやすく感染予防への効果を期待する声もある。
国内の臨床試験では、約3割の発症予防効果が確認されたとのこと。一見低いように思われるが、どうだろう？やっぱり点鼻液も「重症化を予防する」という効果を前面に押し出してＰＲするのだろうか。

経鼻ワクチンや経口ワクチンなら、将来的に薬局で薬剤師が接種するということになってもよさそうですね。
てゆーか、自分で打ってもよさそう。
医師から鼻の中に点鼻液入れられてるけど、自分で噴霧した方がタイミング合わせやすそう。