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コロナ陽性者への配送料
公開. 投稿者:調剤報酬/レセプト. タグ:新型コロナ. この記事は約2分45秒で読めます.
5,624 ビュー. カテゴリ:薬局における自宅療養等の患者に対する薬剤交付支援事業
「薬局における薬剤交付支援事業」ってのがありまして、薬局で電話等による服薬指導を実施し、調剤した薬を患者宅等へ配送した場合、又は薬局の従事者が患者宅等に届けた場合の配送料等に係る費用の一部を国が支払うというシステム。
正直いままで、0410対応だとしても薬局に薬は取りに来る患者ばかりだったし、CoV自宅患者もあまり引き受けてなかったので、患者宅に届けたとしても「請求面倒くさそうだし、ま、いっか」で済ませてました。
しかし、ジワジワとお届け依頼が増えてきたので、ちょっとお勉強。
「令和4年2月まで」と「令和4年3月から」で、事業の中身が変わっているので、要注意。
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「令和4年2月まで」は0410対応の処方箋でも、配送料もらえていたのが、3月からは無くなりました。新型コロナ感染症の患者宅等への配送に要した費用のみ。
「令和4年2月まで」は、薬局の従事者が新型コロナ感染症の患者宅等に薬剤を届けた場合、交通費のみならず、人件費も請求できましたが、3月からは交通費実費のみとなります。
人件費の部分が曖昧だったので、各都道府県一律3000円としていたところが多いようです。結構もらえてたのね。
「令和4年2月まで」は、「薬局の従事者」となっていたところが、「薬局の従事者(薬剤師以外)」となっており、薬剤師が届けた場合は、在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料(500点/200点)が算定できるから配送費いらんでしょ、ということらしい。
0410対応なら急がないけど、CoV 自宅で処方出されたら配送業者に頼むなんて悠長な処方無いだろうから基本薬剤師が急いで届けますよね。事務員に届けさせる経営者もいるか。
ん?でも、在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料2(200 点)って、別に薬剤師が対面で行う必要無いんじゃね?じゃあ、事務員が届けたらそっちの交通費も請求できて、在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料2も算定できるってことか。
田舎の薬局だと、グーグルマップにも載ってない家が多いし、車入るのためらうほど細い道多いし、正直タクシーで届けたい派です。
事務員にタクシーで届けてもらって、薬剤師が電話で服薬指導ってのが、いいのかも知れないけど、うちは事務員少ないから事務員不在の時間帯は作りたくないな。
いろいろ調べたけど、やっぱり請求めんどくさそうだから、いいや。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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