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ヒールドロップサインで盲腸がわかる?
公開. 更新. 投稿者:便秘/痔.この記事は約2分44秒で読めます.
6,523 ビュー. カテゴリ:ヒールドロップサイン
「お腹が痛いんだけど、盲腸かなあ」と聞かれることがたまにある。
盲腸かどうか、というのを判断するとき、まず「右下腹部痛」というのを思い浮かべる。腹痛のある場所を聞く。
虫垂炎の初期は右下腹部痛で始まるわけではなく、通常は心窩部(みぞおち)か臍周辺の痛みから発症します。
そのため、「右下腹部痛じゃないから、盲腸じゃないかな」という推理は当てはまりません。進行すると右下腹部痛に移行します。
虫垂炎や腹膜炎かどうかを判断する試験として、ヒールドロップサイン(踵落とし試験)というのがある。つま先立ちをした後、踵を床に勢いをつけて落としたときに、痛みが出現するかどうかというテストである。
市販のブスコパンを買いに来た人に、やってもらおう。
盲腸は切ったほうがいい?
一昔前までは、虫垂炎といえばすぐ手術でした。
診断精度が低く重症例が見逃されるおそれがあったため、手術でさっさと白黒つけた方が安全だったためです。
現在においても手術が主な治療であることに変わりありませんが、診断精度が格段に向上し、また強力な抗菌薬が開発されたことから、手術以外の治療も行われています。
盲腸は切らないほうがいい?
盲腸には多くの腸内細菌が住んでおり、免疫機能に重要な働きをしているのではないか、といわれ、切らないほうが良いという意見もあります。
開腹手術をすれば、術後に起こる癒着により腸管が折れ曲がり、便がスムーズに通過できなくなってしまい、便秘を繰り返すことも多い。
盲腸と虫垂
盲腸とよく言いますが、俗に言う盲腸という病気は虫垂炎のこと。
虫垂に炎症を起こしている状態。
で、この虫垂のことが盲腸のことだと思っていました。
恥ずかしや。
虫垂とは右下腹部にある盲腸から出ている細長い器官。
盲腸=虫垂ではありません。
虫垂炎は旧来盲腸炎と呼ばれていた時期があり、これは昔、診断の遅れから、開腹手術をした時には既に虫垂が化膿や壊死を起こして盲腸に張り付き、あたかも盲腸の疾患のように見えることがあったためである。
虫垂炎 – Wikipedia
盲腸で便が石になる?
一般的に盲腸とよばれる虫垂炎ですが、その原因に糞石というのがあります。
字のとおりウンコが固まってできた石です。
便秘をよくする人で固まってしまうことがあります。
その糞石が虫垂の袋につまって、虫垂炎になります。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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