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隔日投与の薬
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約1分20秒で読めます.
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処方せんの用法で、「1日おきに服用」という隔日投与が指示されることがある。
よくあるのが、プレドニンのようなステロイドで漸減するときの隔日投与の用法。
しかし、これはイレギュラーな用法であり、添付文書上で隔日投与が指示されているわけではない。
添付文書上で「隔日投与」と指示されている薬がある。
ガラフォルドカプセルというファブリー病の薬の用法は、
「通常、16歳以上の患者にはミガーラスタットとして1回123mgを隔日経口投与する。なお、食事の前後2時間を避けて投与すること。」
となっており、隔日投与が標準の用法である。
また、ラシックスの用法は、
「通常、成人にはフロセミドとして1日1回40~80mgを連日又は隔日経口投与する。」
となっており、連日で処方されることがほとんどですが、隔日投与も添付文書上にはある。
同じ利尿剤のルネトロンの用法も、
「通常成人1日1~2錠 (ブメタニドとして1~2mg) を連日又は隔日に経口投与する。」
となっている。
また、抗菌薬のバクタをニューモシスチス肺炎の発症抑制に用いる場合、
「通常,成人には1日1回1~2錠(顆粒の場合は1~2g)を連日又は週3日経口投与する。」
と、週3日という用法がある。
週3日なら、隔日投与でいけるんじゃないかとも思うが、隔日投与にしてしまうと、週4日のパターンの週も出来てしまうので、保険請求的にNG。
月・水・金といったような曜日で指示されてくる。
個人的には、隔日投与や漸減・漸増といった用法はとっても嫌です。
なぜかって?
私の薬局では医療事務のいない時間帯もあるのですが、そのようなイレギュラーな用法の入力方法がわからない。
調べればわかりますが、とっても時間がかかるのです。
隔日投与の薬が増えませんように。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。