更新日:2015年10月22日.全記事数:3,137件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ウルティブロ=シーブリ+オンブレスじゃない?


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ウルティブロのインダカテロール含有量は少なめ?

ウルティブロはシーブリとオンブレスの合剤。

吸入剤の新薬が最近多くて覚えきれませんが、このノバルティスの新商品についてはMRの積極的なアプローチによりだんだんと定着してきました。

ウルティブロ1カプセルは単純にシーブリ1カプセルとオンブレス1カプセルが合わさったもの、と思い込んでいましたが、「14日処方制限」が解除されていないことから、「何かが違う」と思い調べると、単に混ぜ合わせたものではなさそう。

14日処方制限が解除されていない理由としては、適応症の違い、
シーブリ、オンブレスは「慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解」
ウルティブロは「慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解(長時間作用性吸入抗コリン剤及び長時間作用性吸入β2刺激剤の併用が必要な場合) 」という理由もあるかな。

ウルティブロ1カプセルの中身は「グリコピロニウムとして50μg及びインダカテロールとして110μg」
シーブリの中身は「グリコピロニウムとして50μg」
オンブレスの中身は「インダカテロールとして150μg」

インダカテロールの量がオンブレスよりも少な目です。

つまりシーブリとオンブレスを併用したほうが、ウルティブロを使うよりも効く可能性がある?
コンプライアンスの問題から、そんな処方をすることは無さそうですが。

理由はわかりませんが、飲み薬とは違って、吸入剤の場合は粒子径を細かくする必要性があるので、用量はなるべく少ない方が良いんだろうなあと推測します。

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コメント

  1. 配合剤にした場合、インダカテロールの肺到達率が上がったから、と聞いたことがあります。

    Pie:2014/11/19

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