更新日:2016年12月21日.全記事数:3,191件.

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スピリーバ吸入用カプセルとレスピマットの違いは?


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スピリーバ吸入用カプセルとレスピマットの違いは?

レスピマットが出たら吸入用カプセルは無くなるのかな、とか思っていたら、吸入用カプセルを使っている患者さんのほうがまだ多いようで。

スピリーバ吸入用カプセル18μgが1カプセル199.2円なので、30カプセルで6000円弱。

スピリーバ2.5μgレスピマットが1キット6704.5円だから、レスピマットのほうが高い。

18μgと5μgでも同じ?

そもそも、スピリーバ吸入用カプセル18μgとレスピマット5μgで同じ効果なのか。

スピリーバ吸入用カプセルは18μgを1日1回1カプセル吸入、レスピマットは2.5μg1日1回1回2吸入とあり、1回量は5μgとなり、量が少ないようにみえる。
しかしながら、レスピマットはカプセル剤と比べて製剤の特性上、肺までの到達度が良くなっている為カプセル剤1回18μgと同等の効果を得ることが出来るとのこと。薬剤師ノート – スピリーバ吸入用カプセルとレスピマットの同等性について [スピリーバ吸入用カプセル18μg スピリーバ2.5μgレスピマット チオトロピウム臭化物水和物 同等性] – xpwiki

同じとのこと。

操作を見ると、カプセルを使い慣れている人は、カプセルのほうが使いやすそうです。

レスピマットは危険?

 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬である長時間作用型抗コリン薬(LAMA)のチオトロピウムには、ドライパウダー吸入器(DPI)とソフトミスト定量吸入器(SMI)の2種類の吸入デバイスがある。両デバイスの安全性と有効性を直接比較したところ、SMIの死亡リスクはDPIに対して非劣性であることが証明された。

 チオトロピウムのDPIであるハンディへラーを用いた場合、1日1回18μgを吸入する。近年開発された同薬のSMIであるレスピマットは1日1回5μgの吸入で済み、普及しつつある。気管支拡張の有効性や薬物動態において、両デバイスは同等とされている。しかし、SMIの場合、特に不整脈を有していた患者で、死亡数がプラセボと比較して増加することがメタ解析で報告されており、またオランダの処方データベースを用いた検討でもSMIはDPIに比べ死亡が増えることが示されている。ソフトミスト定量吸入器を用いてもチオトロピウムの死亡リスクは高まらない――TIOSPIR試験:日経メディカル オンライン

SMI(レスピマット)はDPI(カプセル剤)と比べて死亡が増える、なんて報告があったのですね。

これで否定された、のかな。

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