更新日:2017年1月22日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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大人のADHD?


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ストラテラに成人適応

 発達障害には「子ども」の印象が強いが、大人になっても社会生活の難しさを抱えて苦しむ人は少なくない。そんな中、先天性の発達障害の一種・注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療薬「ストラテラ」(一般名・アトモキセチン)が、18歳以上の人にも使えるよう国の承認を受けた。ADHDの成人に処方できる適応薬は、国内では初めて。関係者は、大人の発達障害に対する社会の理解が進むことを期待している。<ADHD>成人に治療薬 「ストラテラ」国が承認(毎日新聞) – goo ニュース

コンサータも成人適応あるけれど、小児期から継続して使っている者のみ。

コンサータは薬局登録とかしないと使えないし、面倒。

ストラテラが使いやすくなるのはいいね。

ADHDは子供だけの病気?

 注意散漫で、衝動的に行動する注意欠陥・多動性障害(ADHD)を持つ人の多くが複数の障害に悩み、十分な医療を受けられていないことが、製薬会社「日本イーライリリー」の調査で分かった。
 7月に実施したインターネット調査で、ADHDと診断されたことがある18歳以上の100人(平均年齢36.4歳)が回答した。
 72%に、うつ病など他の障害があり、社会生活にうまく適応できないストレスの影響と見られた。医療面で困ったことは「成人向けのADHD治療薬がない」(42%)が最も多く、「診察できる医師がいない」(39%)で続いた。
 働いたことがある人の86%が転職を経験し、うち4割は5回以上あった。38%が年収100万円以下で、経済的な困窮にも陥りやすいことが示された。
(2011年12月15日 読売新聞)ADHDの大人、多くが他の障害も 医療ニュース yomiDr.-ヨミドクター(読売新聞)

ADHDが原因で、他の精神疾患も引き起こされるというわけでしょうか。

環境に適応できなければ、適応障害、気分が落ち込んでうつ病、色々あるでしょう。

成人になってからADHDと診断されたケースなのか、小児の頃からADHDと診断されていたケースなのか。

成人になってからADHDと診断されるケースは、他の精神病がきっかけで精神科を受診している可能性が高いだろうし。

ADHDの診断は難しいだろうなあ。

コンサータの成人適応

 厚生労働省は、ヤンセンファーマの小児期注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬「コンサータ錠」(一般名:塩酸メチルエフェドリン)について、18歳未満から使用している患者に限って、18歳を迎えた後の使用を認める添付文書の改訂を26日付で通知した。薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会が差し支えないと判断した。
 コンサータ錠については、成人に対する国内第Ⅲ相試験が行われているが、今回は、小児期に使用経験のある患者のみ、成人期の使用を解禁する。
 添付文書では、治療上の有益性と危険性を考慮して慎重に投与すると共に、定期的に有効性と安全性を評価し、有用性が認められなければ中止するなど、漫然と投与しないよう求める。【AD/HD治療薬「コンサータ」】18歳以上の継続使用解禁‐厚労省が通知 薬事日報ウェブサイト

やっと大人のADHDが認められたということか。

でも、大人になってから飲み始めるのはダメ。

成人のADHD

注意欠陥・多動性障害(ADHD)はその名の通り、注意力が散漫でじっとしていられないという病気です。

ADHDの治療薬、コンサータ(メチルフェニデート塩酸塩)もストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)も小児にしか適応はありません。(現在は成人適応もあり)

成人にはADHDは無いのか?

小児のADHDは成長にしたがって自然に治るものと思われていましたが、実際は成人になってからも症状が続く可能性があります。

成人にADHDを認めるべきかどうかは医師によって考え方がまちまちですが、近年では認めないとする意見は少数派です。

ただし、近年の動向を知らずに「ADHDは子供だけの症状である」と考えている医師は少なくありません。

成人でADHDだとしても、ただ怠けている、甘えているとしか思われず、本人も集中力が無いのは病気のせいだとはまず思わないでしょう。

子供のADHDでさえ、病気として扱っていいのか問題もあるのに成人のADHDならなおさら。

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