更新日:2015年10月22日.全記事数:3,136件.

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Ca拮抗薬で逆流性食道炎?


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Ca拮抗薬と逆流性食道炎

カルシウム拮抗薬は高血圧の薬で、血管平滑筋を弛緩して拡張するため、血圧が下がります。

しかし、Ca拮抗薬が血管以外の平滑筋にも働くことがあります。

食道の平滑筋に働くと、食道下部括約筋の弛緩により逆流性食道炎を引き起こすことがあります。

Ca拮抗薬以外にも、抗コリン薬、テオフィリン製剤、β刺激薬なども下部食道括約筋の緊張をゆるめる作用があるので、胸焼けに注意が必要です。

カルシウム拮抗薬で咳?

ACE阻害薬で咳の副作用はよく効きますが、カルシウム拮抗薬でも咳が出るという話。

胃酸逆流を招くリスクがある薬として、カルシウム拮抗薬、亜硝酸薬、抗コリン薬、麻薬、抗パーキンソン病薬、利尿薬、一部の向精神薬などがある。

カルシウム(Ca) 拮抗薬や亜硝酸薬は、平滑筋の収縮抑制を介して下部食道括約筋(LES)圧の低下を来すのに対し、抗コリン薬や麻薬などは消化管運動を抑制して腹圧を上昇させる。
Ca拮抗薬の二フェジピン(アダラート)に関しては、重症の逆流性食道炎患者において、食道内の胃酸曝露時間を有意に増加させるとの報告もある。

参考書籍:日経DI2014.6

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