更新日:2017年5月15日.全記事数:3,191件.

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アドレナリンα2受容体刺激薬がADHDに効く?


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アドレナリンα2受容体刺激薬

インチュニブというADHD(注意欠陥/多動性障害)の治療薬が製造販売承認を取得しました。

作用機序的には、選択的α2Aアドレナリン受容体作動薬とのこと。
アドレナリンα2受容体刺激薬といえば、クロニジン(カタプレス)、グアナベンズ(ワイテンス)、メチルドパ(アルドメット)といった降圧剤があります。

インチュニブの成分グアンファシン塩酸塩も、以前「エスタリック」という商品名で降圧剤として薬価収載されていました。

インチュニブの適応症は「小児期における注意欠陥/多動性障害(AD/HD) 」となっており、通常小児に使われる薬剤です。
体重20kgで1mgを使う。
エスタリックは成人に1日1回0.5mgで使われていたので、降圧剤として使うよりも多い量でADHDに効くのだろう。

降圧剤として使われていたという点においては、安全性が高そうなイメージではある。

薬理作用としては、AD/HDの患者さんの脳内では、α2Aアドレナリン受容体の活性化レベルの低下により、シグナル伝達が減弱している可能性があるとされている。
グアンファシン塩酸塩のAD/HDに対する詳細な機序は不明ですが、脳内においてα2Aアドレナリン受容体を選択的に刺激し、シグナル伝達を増強している可能性が示唆されている。

血圧下げて、元気なくして、眠くさせれば、チョロ助も大人しくなるってことかなあ。

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