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コロナワクチンの副反応予防にアセトアミノフェン?
公開. 更新. 投稿者:抗菌薬/感染症. タグ:新型コロナ. この記事は約2分50秒で読めます.
2,339 ビュー. カテゴリ:コロナワクチンの副反応
薬剤師のみなさんは新型コロナの予防接種は終わりましたでしょうか?
私も2回の接種が無事終わりました。接種前に発熱などの副反応が多いと聞いていたので構えていましたが、接種部位の筋肉痛以外、大した副反応もなく終わりました。
新型コロナワクチンの副反応としては、「接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛など」が多いです。
新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
そのような副反応が出た際に、「アセトアミノフェンを飲むと良い」という噂が広まり、ドラッグストアからタイレノールが消え去りました。
アセトアミノフェンが市場からなくなると、「イブでもいい」「ロキソニンでもいい」といった情報が広まり、それらの販売も好調なようです。
よかったね。
ワクチンの接種前から、かかりつけの医師にカロナールを処方してもらっている人もちらほらいます。
日本人てのはつくづく薬が好きなんだなあ、と思います。
痛みが治まれば「治った」、熱が下がれば「治った」と思うのでしょう。
ワクチンの副反応である熱や痛みは、時間が経てば治ります。
これだけ、短期間に大規模にワクチン接種すれば、副反応を起こす人の数はかなり現れることは予測でき、そのような人たちが医療機関に押し寄せれば、それにより医療崩壊を起こしかねません。
だから、とりあえず市販薬で対応してもらう。それである程度はスクリーニングできるからね。
薬を使わなくても治るけど、薬を使っておけば安心…ということかな、と思っていましたが、コミナティ2回目接種後に37.5℃以上の発熱が全体で40%、20歳代の若年者だと50%で発生ってかなり多い数字だと思います。ワクチンが効いてる証拠ともいえますが、これだけ反応性の高いワクチンだと思うと、アナフィラキシーのリスクも高くなるんじゃないかと気になります。
新型コロナにかかるよりマシ、ということで推奨されてはいますが、若年者にとってはどうなんだろう?とも思います。少なくとも、自分の子供にはまだ打たせたくないなあ、というのが本音です。
ちなみに、「ワクチンを受けた後、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。」とのことなので、薬を使うのは症状が出てからにしましょう。
ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。