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先発の顔をしたジェネリック
公開. 投稿者:製剤/ジェネリック.この記事は約1分14秒で読めます.
4,594 ビュー. カテゴリ:先発っぽいジェネリック
ジェネリック医薬品のリストが出されたとき、バイアスピリンやメチコバール、カリーユニ点眼液がジェネリックに該当すると聞いて、意外な印象でした。
先発品に該当する薬がすでに販売されていないというジェネリックもあります。
メチコバールの薬価が14.9円/錠で、その他GEの薬価が5.7円/錠と3倍近くの開きがあるので、もはやメチコバールは先発扱いでもよいと思う。
先発っぽいジェネリックを挙げてみる。
医薬品名 | 先発医薬品 |
---|---|
5%・10%サリチル酸ワセリン軟膏東豊 | なし |
AZ点眼液 | なし |
MS温シップ「タイホウ」 | なし |
MS温シップ「タカミツ」 | なし |
MS冷シップ「タイホウ」 | なし |
MS冷シップ「タカミツ」 | なし |
SPトローチ明治 | なし |
アーガメイトゼリー | なし |
アルデシンAQネーザル | なし |
EPLカプセル | なし |
アズノールうがい液4% | なし |
アモリンカプセル125・250 | サワシリンカプセル125・250 |
アモリン細粒10% | サワシリン細粒10% |
インクレミンシロップ | なし |
インテバンSP25・37.5 | なし |
エクセラーゼ配合錠 | なし |
カリーユニ点眼液 | なし |
カロナールシロップ2% | なし |
カロナール細粒20%・50% | なし |
カロナール錠200・300 | なし |
サトウザルベ軟膏20% | なし |
ジベトス錠50mg | なし |
ステロネマ注腸 | なし |
セパミット細粒 | なし |
テオロング錠50mg | テオドール錠50mg |
デキサルチン軟膏(口腔用) | アフタゾロン口腔用軟膏0.1% |
ニトロペン舌下錠0.3mg | なし |
バイアスピリン錠100mg | なし |
ハイチオール散32% | なし |
ハイチオール錠40・80 | なし |
バファリン81mg錠 | なし |
ビオフェルミンR | なし |
ビオフェルミンR錠 | なし |
ビオフェルミン錠剤 | なし |
ビオラクチス散 | なし |
ビクシリンS配合錠250mg | なし |
プレドネマ注腸20mg | なし |
フロジン液 | なし |
ボチシート | なし |
マーロックス懸濁内服用 | なし |
マグミット錠250mg・330mg・500mg | なし |
ムコサールドライシロップ | 小児用ムコソルバンDS1.5% |
ムコサール錠 | ムコソルバン錠 |
ムコゾーム点眼液 | なし |
メチコバール細粒0.1% | なし |
メチコバール錠250μg・500μg | なし |
メニレット70%ゼリー20g・30g | なし |
ラックビーR | なし |
レベニンS配合散 | ビオスミン配合散 |
レベニンS配合錠 | ビオスミン配合散 |
亜鉛華(10%)単軟膏 | なし |
ジェネリックの使用率を上げようと努力している薬局さんにとっては、いくらメチコバールをさらに安いGEに変更しても使用率は上がらないということだけは覚えておこう。
セパミット細粒はジェネリック?
アダラートとセパミットは併売品と思っていた。
つまり、どちらも先発医薬品。
しかし、セパミットRカプセル、セパミットR細粒は先発品ですが、セパミット細粒のみジェネリックなのだそうだ。
同一ブランド名で先発品とジェネリックが存在すると誤解してしまう。
自分とは逆に、セパミットはジェネリックだと勘違いしている人は、アダラートL錠をセパミットRカプセルに変更調剤してしまうかも知れない。
恐らく近いうちに、「ジェネリックは一般名」というルールが徹底されてくるので、セパミット細粒はニフェジピン細粒と名称変更されるのでしょう。
他に同一名称で剤形によって先発と後発が混在するものとして、
インテバン:SPはジェネリック。外用薬(クリーム、外用液、坐剤、軟膏)は先発。
カロナール:シロップ、細粒、錠剤はジェネリック。原末、坐剤は先発。
テオロング:顆粒はジェネリック。錠剤は先発。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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