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バッカル錠ってどんな薬?
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約1分4秒で読めます.
7,769 ビュー. カテゴリ:バッカル錠
バッカル錠って何?
バッカル錠という名前は聞いたことがありますが、実際どんな薬なのか知りませんでした。
馬ッ鹿ルでスミマセン。
バッカル錠とは、頬と歯茎の間にはさみ、唾液でゆっくりと溶かせて口腔粘膜から吸収させる薬。
口中粘膜から吸収され全身に運ばれやすいのが特徴。
そう考えると、アズノールST錠みたいなのがバッカル錠になるのでしょうか?
と思って調べたらいつの間にやらイーフェンバッカル錠なるフェンタニルのバッカル錠が販売されていた模様。口腔粘膜から吸収される麻薬性鎮痛薬としてはアブストラル舌下錠という製剤もあるが、いずれも処方は見たことが無い。
口中粘膜から吸収されるという点ではバッカル錠は舌下錠と同じ。
バッカル錠と舌下錠の違いとしては、口腔内における薬の置き場所が、舌下錠は舌の下で、バッカル剤は歯と歯茎の間という点。
有効成分の効果を発揮するまでの時間が舌下錠の方がバッカル剤よりも速いという点が挙げられる。
バッカル錠を舌下に入れても吸収されると思いますが。
バッカル錠を飲みこんでしまったらどうなるか?
アズノールSTに限って言えば、ST錠は5mg、普通の錠は2mgなので、用量的にはオーバー。
でも、STの添付文書には「本剤は誤って飲み込んでもさしつかえない。」と書かれており、副作用的に問題のある量では無いでしょう。
バッカル部位
上顎臼歯の歯ぐきと頬の間をバッカル部位という。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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