更新日:2015年11月6日.全記事数:3,087件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

薬のフタが開けられない?


スポンサードリンク

チャイルドプルーフ

シロップの容器に「チャイルドプルーフ」という小児が開けにくいようになっている安全キャップが使用されているものがある。
乳幼児の誤飲を防ぐためである。

イトリゾール内用液、リスパダール内用液などで採用されている。
タミフルドライシロップやストラテラ内用液、バリキサ錠の瓶もそうだったような。

キャップを押しながら回す。
イトリゾール内用液の添付文書には、蓋の開け方も説明されている。

使用方法
キャップ(蓋)を押しながら、左に回して、キャップを外します。
(注:キャップを回す際に「カチッカチッ」と音がする場合、キャップは外れていません。)

日本では欧米のように患者に箱のまま渡す「箱出し調剤」は一般的ではないので、瓶のまま投薬するケースは少ない。

しかし、イトリゾール内用液1日20mLが7日分や14日分という処方であれば、瓶のまま投薬可能である。
ストラテラ内用液は瓶のまま投薬することが前提となっている。
タミフルDSを瓶のまま投薬することはまず無いだろうけど。

小児に開けづらいように工夫されている瓶ではありますが、同じように誰にとっても開けづらいのである。

特に高齢者にとって開けづらく、投薬時に何の説明も無しに渡してしまうと「蓋が開かない」というクレームが来ることも考えられる。
軟膏のチューブで、キャップで穴を開けないと出てこない薬でも「薬が出てこない」というクレームが来る。

毎日薬を扱う薬剤師にとっては当たり前の薬の使い方でも、患者にとっては初めて見る、初めて使う薬であり、説明が必要なことに気付かされる。

子供に開けにくく高齢者に取り出しやすい薬?

CRSF包装は、子どもの誤飲を防ぐためにの包装技術です。

欧米では一部の医薬品に対してCRSF包装の導入が法制化されるなど、海外でも普及しています。

CRSF包装の特徴は、「子ども(乳幼児)には容易に開けられない」「高齢者でも取り出すことができる」ことです。

アメリカではCR(Child Resistant)包装を採用した容器が導入されたことで、

乳幼児の誤飲事故が減少しました。

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

リンク

薬剤師向けリンク集
薬剤師必携書籍
添付文書(PMDA)

人気の記事

最新の記事

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサードリンク