更新日:2016年12月31日.全記事数:3,087件

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とびひにはケフレックス?


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グラム陽性菌と第一世代セフェム

いまや処方を見ることの少ない第一世代のセフェム系抗生物質。
ケフラール、ケフレックスという薬があります。

第一世代セフェムということでケフラールもケフレックスも同じように考えていましたが、セファレキシン(ケフレックス)が第一世代、セファクロル(ケフラール)のほうは、第一世代と第二世代の中間的存在で米国では第二世代に分類されることが多いとのこと。

耐性菌の問題もあり、近年再評価されることの多い昔の抗菌薬ですが、ペニシリン系と同様、第一世代のセフェムも問題意識を持つ医師によって処方される機会が増えている。
とくに小児科領域では耐性菌に問題意識を持つ医師は多く、ケフレックス細粒やケフラール細粒など散剤の処方はまれにみられる。

ターゲットさえわかっていれば、無駄にグラム陰性菌にスペクトルの長い抗菌薬を使うよりも、グラム陽性菌に特化した抗菌薬を使った方がよく効くし。
第一世代よりも第二世代、第三世代のほうが強いというわけではない。
メッシ2世はメッシを超えられない。それとは違うか。

というわけで、グラム陽性菌が原因の溶連菌感染症や、ブドウ球菌によるとびひなどには、ペニシリン系が使われることが多いですが、第一世代セフェムもたまに使われる。

たまに使われる抗生物質はデッドストックとなる可能性が高く、薬局側にとってはやっかいな代物なのですが、古い薬は金額も安いので目をつぶろう。

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