更新日:2015年10月22日.全記事数:3,171件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

低栄養なのに肥満?


スポンサーリンク

クワシオルコル型栄養障害

必要エネルギーが充足していても摂取タンパク質が不足すると、BMIは低下せずにアルブミン値が低下し、浮腫を呈し(クワシオルコル型栄養障害)、低栄養とはいっても、むしろ肥満傾向を呈するようになります。

これは経管栄養例でもしばしば経験され、流動食でもタンパク質含有割合の低い製品を長期的に利用すると、クワシオルコル型栄養障害に陥ります。
やや肥満傾向にあり、むくみが認められ、アルブミン低値を呈する場合には、この低栄養を疑い、タンパク質含有量の多い流動食への変更など、栄養内容を検討する必要があります。

経管栄養の方は寝たきりであることも多く、基礎代謝も低下しているほか、身体活動も一般の方よりも行われないので、必要なエネルギー量は算定された数値より低くなり、いわゆるカロリーオーバーになりがちです。

また、筋肉も委縮しやすくなるため、クワシオルコル型栄養障害に陥ると、浮腫のほか皮下脂肪も蓄積するようになります。
蓄積された脂肪を減らすことは容易ではありません。

特に身体を積極的に動かせない状態では極めて難しく、このため、痩身や脂肪の燃焼を促す補助食品類の使用が検討されます。

スポンサーリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

資料

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサーリンク