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アーガメイトゼリーと顆粒の違いは?
公開. 更新. 投稿者:腎臓病/透析.この記事は約1分20秒で読めます.
4,470 ビュー. カテゴリ:アーガメイトゼリーと顆粒はどう違う?
カリウム吸着剤としておなじみのアーガメイトゼリーに、いつの間にか顆粒という剤形が追加になっていました。
処方されないと新しい薬の知識も入らない。
アーガメイト89.29%顆粒5.6gという名称。
1包が5.6グラム。
アーガメイトゼリーは1個25グラムだから、当たり前ですが、ゼリーよりも顆粒のほうが軽い。
ちなみにゼリーの名称は、アーガメイト20%ゼリー25g 。
ゼリー25g中、5gが成分。
顆粒5.6グラム中、5gが成分。
89.29%という数字は、なるべくカサを増やさないようにした努力のたまものなのかな。
ゼリーはとにかく重い。
服薬指導時に投薬台に持っていくだけでしんどい。
輸送コストとかも考えると、粉の方が経済効率は良いんだろうな。
ゼリーは飲みにくい、って人もいるので、ケイキサレートのシェアも奪いたいから剤形追加したような感じかな。
ゼリーに満足している人がわざわざ変えるメリットは無さそう。
アーガメイト顆粒は懸濁不要?
カリウム吸着剤の粉としては、カリメート散、カリメートドライシロップ、ケイキサレート散、ケイキサレートドライシロップがあるが、いずれも服用時に懸濁が必要。
しかし、アーガメイト顆粒は懸濁せずに服用することができる。
ちなみに服用時に必要な水の量として、添付文書に記載されている量は、
ケイキサレートDSとケイキサレート散:水50~150mL
カリメート散:水30~50mL
カリメートDS:水30~50mL
アーガメイト顆粒:水30~50mL
ケイキサレートは水分量が多め。
服用量が多いからなのか。いずれにせよ、50ccくらいの水で飲めますが。
ちなみにアーガメイトゼリー25g1個に含まれる水分量は約15mLらしい。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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