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頻尿にNSAIDsが効く?
公開. 更新. 投稿者:痛み/鎮痛薬.この記事は約1分46秒で読めます.
3,134 ビュー. カテゴリ:頻尿とNSAIDs
NSAIDsで尿が出にくくなる?
夜間頻尿に対してロキソニンなどのNSAIDsが処方されることがあるらしい。
副作用を逆用した処方で、夕食後または就寝前に服用させて夜間の腎血流を低下させ、尿生成を抑制する狙いです。
ロキソニンには、膀胱の収縮を緩めて、尿をためやすくしたり、腎臓に働いて尿の量を減らす効果があります。そのため、ロキソニンを寝る前に服用することで、夜間のトイレ回数を減らすことができます。
ロキソニンが頻尿に効く
ロキソプロフェンは、シクロオキシゲナーゼの活性を阻害してプロスタグランジンE2(PGE2)の産生を低下させる。
PGE2は、腎臓で輸入細動脈を拡張して腎血流や腎糸球体濾過率を上昇させ、遠位尿細管でNa+と水の再吸収を抑制し、集合管で抗利尿ホルモンの作用に拮抗して水の再吸収を抑制する作用がある。
ロキソプロフェンは、PGE2の産生を抑制することにより尿量を減少させ、夜間頻尿回数を少なくすると考えられている。
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