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薬剤師じゃなくても薬は売れる?
公開. 更新. 投稿者:薬局業務/薬事関連法規.この記事は約2分40秒で読めます.
3,820 ビュー. カテゴリ:薬剤師じゃなくても薬が売れる?登録販売者制度
今まで薬剤師じゃないと薬を売ってはいけないことを知っていたお客さんはどのくらいいるのでしょう?
ドラッグストアなどでは当たり前のように薬剤師では無さそうな店員さんが薬を売ってくれました。
あまり守られてなかったようですね。
そこらへんの法律を今年の6月から変えて、登録販売者という資格を持った人でも売れるようにしようということなりました。
法律を緩くして守れるようにしようということです。
薬剤師にとっては、登録販売者という競争相手ができるので、快く思っていない人が多いのではないでしょうか?
資格にあぐらをかいて、普通の店員さんでもできるような仕事しかしてこなかった報いでしょうか。
薬剤師の仕事
大半の薬剤師は、「高度な仕事」なんかしていなくて、「レジ打ち、袋詰め」で食っているのだ。
アゴラ なぜ薬剤師でなければ医薬品を取り扱ってはいけないのか 井上晃宏(医師、薬剤師)
辛らつなことが書かれています。
薬剤師としては耳の痛い話ですが、自信を持って反論することはできません。
調剤やレジ打ちだけなら、薬剤師じゃなくてもできますね。
実際、事務さんに手伝ってもらってるし。
化学中心の教育を受けてきた4年卒の薬剤師は、そのうち干からびて死んでいくのでしょう。
臨床の教育をしっかりと受けた6年卒の薬剤師が主導権を握り、薬局薬剤師の仕事を然るべき方向に導いてくれるものと期待しています。
第1類医薬品販売不振
第1類医薬品の販売不振が指摘されています。
改正薬事法の狙いの1つには、効き目の鋭いスイッチOTC薬を活用したセルフメディケーションの推進と医療費節減がありますが、第1類医薬品の不振はこうした狙いを覆すことにもなりかねません。
第1類医薬品の販売不振の要因としては、
・第1類の販売時間の減少
・第1類の販売店舗の減少
・新制度の不慣れによる販売ロス、などが挙げられています。
このままの状態で推移すれば、販売業者は第1類の販売意欲がますます低下し、スイッチOTC薬の開発に巨額の投資を費やす製薬メーカーの意欲も損ない、結果としてわが国のセルフメディケーションは進まないという負のスパイラルに陥る可能性があります。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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