エンシュアの代替薬は？

エンシュア

標準的な組成の半消化態栄養剤（エンシュア・リキッド）。

カロリー比は炭水化物54.5％、脂肪31.6％、蛋白質14％。

カロリー密度が高い（1.5kcal/ｍL）ため、少量で高カロリーを投与可（エンシュア・Ｈ）。

エンシュアリキッド製造停止

Abbott Japan

「東北地方太平洋沖地震」の被災に伴う
「エンシュア リキッド缶」および「エンシュアH缶」の出荷調整について
平成23年3月11日（金）に発生致しました東北地方太平洋沖地震により、弊社栄養剤製品、「エンシュア リキッド缶」、および「エンシュアH缶」の製品容器（缶）製造工場（宮城県仙台港）が被災し、明治乳業(株)では現在製品の製造を中止しています。
現在、あと1ヶ月の完成品在庫がありますが、これについては従来の出荷実績を基本にして出荷調整をさせて頂いています。
現時点での、「エンシュア リキッド缶」、および「エンシュアH缶」の製造、並びに出荷の再開は5月下旬になる見込みです。
なおエンシュアバッグ500mＬにつきましては生産を継続しており、従前のお客様の使用量は確保していますが、大幅には増産は出来ない状態です。
患者様、医療関係者の皆様には、大変なご迷惑をお掛けしていますが、どうぞご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
なお今後、状況に変化がありましたら、速やかにご報告させて頂きます。

栄養剤について疎い私。

代替品は何があるんだろう。

ラコールも品薄になってるらしい。

ハーモニックっていつのまにか販売中止なのね。

クリニミールも販売中止。

カロリーメイトでも良いらしい。

お金かかるけど。

アボット ジャパン　　経腸栄養剤の製造が停止 日刊薬業WEB – 医薬品産業の総合情報サイト

　東日本大震災を受け、アボット ジャパンの販売する経腸栄養剤（経口・経管両用）「エンシュア・リキッド」「エンシュア・H」の生産が停止していることが24日、分かった。同製品を詰める缶容器を製造・供給する企業の仙台工場が被災し、稼働中止に陥っていることが理由。アボットは1カ月分の製品在庫の供給調整を行っているが、生産再開のめどは立っていない。
　エンシュアは、通常の食事で栄養を摂取できない場合や手術直後の患者などへの栄養補給を目的に医療機関や在宅医療で使用される医療用医薬品。アボットなどによると、エンシュアを詰める缶を製造する東洋製罐（東京都千代田区）の仙台工場が津波による被害を受け、現在稼働を停止している。
　保険が適用される同等品の栄養剤としては大塚製薬工場が販売する「ラコール配合経腸用液」がある。ただ、大塚製薬によると、ラコールを製造する花巻工場（岩手県）は震災による停電の影響を受けて稼働を停止したことから、稼働再開に向けた準備を進めている状況だ。
　東京保険医協会によると、大塚製薬からは「従来からラコールを使っている医療機関に納品する。そのほかの医療機関からの注文にも応じるが、すべて応じきれない」と説明を受けたという。一方、大塚製薬は本紙取材に対し、2製品のシェアはいずれも50%程度とした上で、エンシュアの供給不足を補うため「できるだけのことは対応したい」としている。
　同協会では、エンシュアの供給不足により「（患者の）体力がなくなり、肺炎などになるかもしれない」と懸念を表明。エンシュアが医療現場に十分に供給されるまでの間、保険が適用されない代替品について、医療機関の購入価格で保険請求を認めてもらうよう、厚生労働省保険局へ申し入れを早急に行う方針。また、同省経済課に対してもエンシュアを含む栄養剤の供給確保を要望する予定だ。

カロリーメイト保険適応か。

がんばれ東京保険医協会。

市販の流動食の代替品は多いけど、お金の問題が。

エンシュアを詰める缶を製造する工場が津波による被害、ってなんか別の容器で対応できないものなのでしょうかね

エンシュア出荷再開

栄養剤エンシュア缶、5月下旬に出荷再開 – 医療介護CBニュース – キャリアブレイン

　アボットジャパンは4月4日、東日本大震災で製缶工場（宮城県仙台港）が被災し、製造を中断している経腸栄養剤「エンシュア・リキッド缶」と「エンシュア・H缶」について、それぞれ出荷再開予定を発表した。リキッド缶は5月下旬に製造販売元である明治の群馬工場（群馬県伊勢崎市）から、H缶は5月末をめどにアボット・ラボラトリーズのオランダ工場から出荷を再開する見通し。
　同剤は、主に手術後の栄養補給に経管や経口で用いられる医薬品経腸栄養剤。現在、バッグタイプについては生産を継続しているが、従来の供給量から大幅な増産はできない状況という。
　製造中断を受け、厚生労働省は4月1日に地方厚生（支）局に発出した事務連絡で、「4月及び5月は現時点における在庫（1か月分）を含めても経腸栄養剤（医薬品）全体として最大2割程度分の不足」とし、医療機関や薬局に、▽経腸栄養剤（医薬品）の通常時を上回る在庫の保持を控える▽外科手術後の患者など真に必要な患者への使用を最優先する▽長期処方の自粛あるいは分割調剤の考慮など、必要最小限の最適な処方・調剤を行う－ことなどを求めている。

5月下旬ですか。先は長い。

バッグタイプって管から入れるためのものかと思ってた。

バニラ味で口からも飲めるんですね。

バッグで飲むのに抵抗あるという人もいるらしい。

金銭的に余裕のある人には、食品を代用してもらうしか無いか。

日本神経学会からの経腸栄養剤についてのお知らせ｜お知らせ｜日本神経学会
濃厚流動食（食品）の例
ハイネ
メイバランス1.0
アイソカルRTU
メディエフ
CZ-HI
テルミールミニ

エンシュアリキッド過剰在庫禁止

経腸栄養剤の過剰在庫控えるよう要請 – 医療介護CBニュース – キャリアブレイン

　厚生労働省は4月1日付で、東日本大震災の影響で経腸栄養剤「エンシュア・リキッド」（250ミリリットル缶入り）と「エンシュア・H」（同）の製造が一時中断しており、4、5月は供給不足が見込まれるとして、医療機関などに対して通常時を上回る在庫保持を控えるよう求める事務連絡を地方厚生（支）局に出した。
　同省によると、震災で両製剤の缶容器を製造・供給する企業の仙台工場が被災したため、製造が一時中断している。現在、製造再開に向けた準備や代替医薬品を含めた増産、海外からの輸入・販売を進めており、遅くとも6月以降は震災前と同じ量が供給される見通しだ。ただ、4、5月については、現時点での約1か月分の在庫を含めても、経腸栄養剤全体で最大2割程度の不足が見込まれているという。
　事務連絡では、当面、外科手術後の患者など真に必要な患者への使用を最優先することのほか、▽通常時を上回る在庫の保持を控える▽当面、医薬品の長期処方を自粛したり分割調剤を考慮したりするなど、必要最小限の最適な処方・調剤を行う―ことを医療機関と薬局に対して求めている。

こんな要請は何の意味も無い。

長期処方の自粛だって、病院からの処方はいつも通りの日数です。

こういうときは大きいとこが買い占めんだ。

うちみたいな下々の薬局が泣きを見る。

エンシュア使ってませんが。。