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薬剤師資格証って何?
公開. 更新. 投稿者:薬局業務/薬事関連法規.この記事は約2分46秒で読めます.
5,402 ビュー. カテゴリ:薬剤師資格証
薬剤師免許証ではなく、薬剤師資格証というのが発行されるらしい。
恥ずかしながら、そんな動きがあったことも知りませんでした。
日本薬剤師会認証局 | 薬剤師資格証の発行を通じ、医療ICT化の推進を目指します。 (nichiyaku.or.jp)
「薬剤師資格証」とは、所持する人が薬剤師であることを証明する「物」であると同時に、内蔵するICチップに電子的なHPKI(保健医療福祉分野公開鍵基盤:Healthcare Public Key Infrastructure)証明書を内包し、電子署名等にも利用できる物です。
HPKI証明書は、医療ICTの世界で電子的な印鑑として利用できる「電子署名(Digital Signature)」と通行証の役割をする「認証(Authentication)」に利用可能です。
例えば、今後、一層の発展が予想されるICT技術を用いた地域医療情報連携基盤へのログインや、その中で利用する医療情報への電子署名、電子処方箋への調剤済み印の押印等への利用が見込まれます。
薬剤師資格証の費用は、以下のように書かれている。
定価(非会員の方はこちらになります) 24,000円/5年(税抜)
会員割引価格 18,000円/5年(税抜)
高いですね。
電子処方箋が普及しているわけでもなく、今現在持っておく必要性を感じない。
しかし日薬の計画としては、
2023年1月の電子処方箋稼働時には、多くの薬局で受付できるようにするため、本認証局では、以下の発行計画をたてております。
1.2022年内に6万1千薬局の管理薬剤師に発行
2.2022年度内にもう1枚ずつ発行(各薬局に2枚発行を推進)
3.2023年度には制限解除これを達成するため、当面の間、管理薬剤師への発行を最優先し、次に各薬局で管理薬剤師以外の1名の薬剤師が薬剤師資格証を申請していただくこととし、
半強制的に配るのか。
申請に関わる費用について、会社が負担したとして、転職時には資格証を持っていけるのか?
しかし、そんな資格情報もマイナンバーカードに詰め込めそうな気はするんだが。
2023年1月の電子処方箋稼働というのも知らなかったが、オンライン服薬指導やらオンライン資格証明やら、薬局のDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進んでいますが、私ですらついていけていないのに、私以上の年代の方々からしたらちんぷんかんぷんなのではないかと危惧しております。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。