更新日:2015年11月17日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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タケルダかコンプラビンか?


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タケプロンとアスピリンとプラビックス

タケプロンOD錠15mg(ランソプラゾール15mg)とバイアスピリン錠100㎎(アスピリン100mg)、それにプラビックス錠75mg(クロピドグレル75mg)を併用しているという患者さんは多い。

最近はタケルダ配合錠(アスピリン100mg+ランソプラゾール15mg)、コンプラビン配合錠(クロピドグレル75mg+アスピリン100㎎)が販売され、服用錠数を減らすため、薬価を抑えるためにも、置き換わって処方されるケースがある。

切り替えるとしたら、タケルダ+プラビックスにしたほうがいいのか、コンプラビン+タケプロンにしたほうがいいのか。
薬価で見てみる。
タケルダ配合錠:89.30円/錠
コンプラビン配合錠:282.70円/錠
バイアスピリン錠100㎎:5.60円/錠
タケプロンOD錠15mg:89.30円/錠
プラビックス錠75mg:282.70円/錠

タケプロン+プラビックス+バイアスピリンの場合、薬価の合計は377.6円。
タケルダ+プラビックスの場合、372円となる。
コンプラビン+タケプロンの場合も372円。
ちなみにタケルダ+コンプラビンの場合でも、372円

タケルダとコンプラビンが併用されていたら、疑義照会しますが。
でも、アスピリンの抗血小板作用は、低用量(81~330mg/日)で効果を示すとのことなので、200mgでもいける。

先発品を選んだ場合は、タケルダ+プラビックスでもコンプラビン+タケプロンでも薬価は変わりませんが、ジェネリックが絡んでくると変わる。
タケプロンとそのジェネリックの価格差よりも、プラビックスとそのジェネリックの価格差のほうが大きくなる。
しかし、結局ジェネリックを選ぶなら、タケプロンもプラビックスもジェネリックにしたほうが安いので、価格を下げるためにタケルダやコンプラビンを選ぶという意味は無い。
服用錠数を減らすことでコンプライアンスを高めるという意味についても、タケルダやコンプラビンは錠剤が大きいので、飲みづらさが増す。
正直あまり意味のある配合剤ではない。薬価的にはタケプロンとプラビックスの配合剤を作るのがベストかも知れないけど、その配合に直接的な意味が無いから難しい。

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