更新日:2015年10月22日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ジフルカンドライシロップの作り方は?


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ジフルカンドライシロップ?

ジフルカンについて調べていたら、ジフルカンドライシロップなんて物が出ていたんだなあ、と今更気づく。

で、添付文書を眺めていると、どういう風に調剤すればよいのか「?」が並ぶ。
調剤したことのある方、教えてください。

ジフルカンドライシロップには、350mg1瓶と、1400mg1瓶の2つの規格があるようだ。
それぞれに薬価があって、
350mg1瓶の懸濁後の内用液として127.6円/mL。
1400mg1瓶の懸濁後の内用液として511.3円/mL。

調製方法を見ると、

粉末の固まりがないように、粒子がばらばらになるまで瓶を軽くたたき、24mLの水を瓶に加えよく振り混ぜること。

と書かれている。

基本的に、瓶ごと渡すようだ。

瓶で渡さなきゃならないのに、薬価は「瓶」ではなく、「mL」で通っている。

ジフルカンドライシロップの懸濁液の濃度について以下のように書かれている。

本剤は1瓶について24mLの水を加えて懸濁すると、それぞれの濃度は以下の通りとなる。
フルコナゾール/瓶|懸濁液の濃度
350mg|10mg/mL
1400mg|40mg/mL

つまり、350mg瓶も1400mg瓶も、容量は35mLになるわけだ。
350mg瓶の薬価は127.6円×35mL=4466円。
1400mg瓶の薬価は511.3円×35mL=17895.5円。

処方日数次第では17000近く損をする可能性を秘めている薬ということ?
恐ろしや。

おしまい。

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