2018年3月29日木曜更新.3,306記事.5,274,298文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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抗精神病薬の副作用で歯ぎしり?

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歯ぎしりの副作用

「歯ぎしり」の副作用で検索すると、以下の薬がヒットした。

イフェクサーSR
エビリファイ
コンサータ
ジェイゾロフト
レキサルティ
レクサプロ

抗精神病薬か抗うつ薬。

歯ぎしりというと夜、寝ている間に起こすものと思いますが、これらの薬の副作用である歯ぎしりは、日中起きている間にも起こすことがあるそうだ。

歯ぎしりはジスキネジアの一種です。
ジスキネジア(dyskinesia)は運動(kinesia)の異常(dys)を意味します。
ジスキネジアと考えると、抗精神病薬の副作用として起こることは考えられる。
抗パーキンソン病薬の長期服用によっても起こり得る。

歯ぎしりのことをブラキシズムとも言う。

ブラキシズム(Bruxism)とは、睡眠時や覚醒時を問わず、歯を動的、若しくは静的にすり合わせたり、噛み締めたりする非機能性咬合習癖の一形態である。様々な動作を包括した広義の「歯ぎしり(歯軋り)」を指し、咬合神経症とも呼ばれる。ブラキシズム – Wikipedia

歯ぎしりに使われる薬としては、筋弛緩剤であるジアゼパム(セルシン)やメトカルバモール(ロバキシン)、高血圧の治療に用いられるα2受容体アゴニストであるクロニジン(カタプレス)、ベンゾジアゼピン系のクロナゼパム(ランドセン、リボトリール)などにブラキシズム抑制効果があることが示されています。
もちろん適応外使用になります。
薬の副作用が考えられれば、薬を追加するより原因薬剤の減量か中止をまず考えます。


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