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インスリンが出てこない?壊れてる?
公開. 更新. 投稿者:糖尿病. タグ:インスリン. 閲覧数:980回
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注射針が壊れてる?
インスリン関連のクレームで、「液が出てこない」というクレームを何度か受け付けたことがある。
「不良品だから取り換えて」というクレームに渋々交換し、とりあえずメーカーを呼んで調べてもらうという手順だ。
しかし、こういったクレームの原因の多くは以下の資料にあるとおり、注射針の取り付け方に問題がある。
「液が出ない、注入ボタンが押しづらい、押せない」という場合、多くは「注射針が正しく装着されていない」ことが原因です。
「使い慣れているから問題ないはず」と思っていても、特に高齢患者さんだと、手元が狂って斜めに取り付けてしまうこともある。
①注射針はゴム栓にまっすぐ奥まで刺し、正しく取り付ける
②必ず空打ちをして薬液が出ることを目で見て確認する
どうしてもまっすぐ取り付けることができない場合、 利き手で注入器を持ち、注入器の方を注射針に刺す ようにすると正しく装着しやすくなります。
クレームの際に針だけを持ってこられる患者さんもいますが、注射器本体も持ってこないと原因が究明できないので、注射器も持ってくるように伝える。
このようなインスリン製剤をうまく使えてない患者がいるのは、薬剤師の指導不足という点も否めないので、ただのクレームと受け取らずに、指導のチャンスととらえ、しっかりとインスリンちゅうしゃできるようにしどうしていくことがたいせつだとおもいました。おわり。
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ビス剤の内容で不適切なのは

下記は経口ビスフォスフォネート(BP)製剤について記述したものである。不適切な内容はどれか。2つ選べ。
a. 経口BP製剤を服用する際には硬水系のミネラルウォーターは避けた方が良い
b. 経口BP製剤の消化器症状を予防するために食後に服用した
c. 経口BP系製剤を服用した後、直ぐに横になった
d. 経口BP系製剤も長期に服用すると顎骨壊死発生リスクが高くなる
e. 経口BP系製剤による顎骨壊死の発生を防ぐためにデンタルケアを指導した

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