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十分な知識が無いと処方できない薬一覧
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約1分35秒で読めます.
4,727 ビュー. カテゴリ:十分な知識が無いと処方できない薬?
こういう薬、最近よく聞く。
実際処方せんが来たら、どう対応すればいいのかな、っていう。
患者がカードを持参したり、注文しようとしたらMRが来たりするらしい。
「十分な知識」「十分な経験」のある医師による処方が必要な薬を調べてみた。
十分な知識がある医師じゃなきゃ処方できない薬
医薬品名 | 分類 | 添付文書の記載 |
---|---|---|
アザルフィジンEN | 抗リウマチ薬 | 本剤は、関節リウマチの治療に十分な経験を持つ医師のもとで使用すること。 |
アフィニトール錠 | 抗癌剤 | 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法又は結節性硬化症治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ投与すること。 |
アムノレイク錠 | 抗癌剤 | 緊急時に十分対応できる医療施設において、白血病[特に急性前骨髄球性白血病(APL)]のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
アラバ錠 | 抗リウマチ薬 | 本剤の投与において、重篤な副作用(間質性肺炎、汎血球減少症、肝不全、急性肝壊死、感染症等)により、致死的な経過をたどることがあるので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使用すること。 |
アリミデックス錠 | 抗癌剤 | 本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。 |
アロマシン錠 | 抗癌剤 | 本剤はホルモン療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。 |
アンカロン | 抗不整脈薬 | 本剤の使用は致死的不整脈治療の十分な経験のある医師に限り、諸検査の実施が可能で、緊急時にも十分に対応できる設備の整った施設でのみ使用すること。 |
イムセラカプセル/ジレニアカプセル | 多発性硬化症治療薬 | 本剤の投与は,緊急時に十分対応できる医療施設において,本剤の安全性及び有効性についての十分な知識と多発性硬化症の治療経験をもつ医師のもとで,本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること. |
イレッサ | 抗癌剤 | 本剤は、肺癌化学療法に十分な経験をもつ医師が使用するとともに、投与に際しては緊急時に十分に措置できる医療機関で行うこと。 |
インテレンス錠 | 抗HIV薬 | 本剤による治療は、抗HIV療法に十分な経験を持つ医師のもとで開始すること。 |
インライタ錠 | 抗癌剤 | 本剤の投与にあたっては、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
ヴォトリエント錠 | 抗癌剤 | 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。 |
カソデックス錠 | 抗癌剤 | 本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。 |
グラセプターカプセル | 免疫抑制剤 | 本剤の投与において、重篤な副作用(腎不全、心不全、感染症、全身痙攣、意識障害、脳梗塞、血栓性微小血管障害、汎血球減少症等)により、致死的な経過をたどることがあるので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び本剤についての十分な知識と経験を有する医師が使用すること。 |
グリベック錠 | 抗癌剤 | 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ投与すること。 |
ケアラム錠/コルエベット錠 | 抗リウマチ薬 | 本剤は緊急時に十分な措置が可能な医療施設において、本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使用すること。 |
ザーコリカプセル | 抗癌剤 | 本剤の投与にあたっては、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
ザイボックス錠 | 抗菌薬 | 感染症の治療に十分な知識と経験を持つ医師又はその指導のもとで行うこと。 |
サレドカプセル | サリドマイド製剤 | 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者のみに行うこと。 |
シダトレンスギ花粉舌下液 | アレルゲン免疫療法薬 | 本剤は、緊急時に十分に対応できる医療機関に所属し、本剤に関する十分な知識と減感作療法に関する十分な知識・経験を持ち、本剤のリスク等について十分に管理・説明できる医師のもとで処方・使用すること。薬剤師においては、調剤前に当該医師を確認した上で調剤を行うこと。 |
ジャドニュ顆粒分包 | 鉄キレート剤 | 本剤は難治性貧血の治療について十分な知識・経験を持つ医師が使用すること。 |
スーテントカプセル | 抗癌剤 | 本剤の投与にあたっては、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
スプリセル錠 | 抗癌剤 | 本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設において,造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。 |
ゼフィックス錠 | B型肝炎治療薬 | 本剤によるB型慢性肝疾患の治療は、投与中のみでなく投与終了後も十分な経過観察が必要であり、経過に応じて適切な処置が必要なため、B型慢性肝疾患の治療に十分な知識と経験を持つ医師のもとで使用すること。 |
ゼローダ錠 | 抗癌剤 | 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
ソタコール錠 | 抗不整脈薬 | 本剤の使用は致死的不整脈治療の十分な経験のある医師に限り,諸検査の実施が可能で,緊急時にも十分に対応できる設備の整った施設でのみ使用すること。 |
ゾリンザカプセル | 抗癌剤 | 本剤の投与にあたっては、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
タイケルブ錠 | 抗癌剤 | 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
タシグナカプセル | 抗癌剤 | 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。 |
タルセバ錠 | 抗癌剤 | 本剤は、緊急時に十分に対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、添付文書を参照して、適切と判断される症例についてのみ投与すること。 |
ティーエスワン配合カプセル | 抗癌剤 | 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
テモダールカプセル | 抗癌剤 | 本剤による治療は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
ネクサバール錠 | 抗癌剤 | 本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設において,がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること. |
ノルスパンテープ | 鎮痛薬 | 本剤は、変形性関節症及び腰痛症に伴う慢性疼痛治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤が適切と判断される症例についてのみ用いること。 |
ノルバデックス錠 | 抗癌剤 | 本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。 |
バラクルード錠 | B型肝炎治療薬 | 本剤によるB型慢性肝疾患の治療は,投与中のみでなく投与終了後も十分な経過観察が必要であり,経過に応じて適切な処置が必要なため,B型慢性肝疾患の治療に十分な知識と経験を持つ医師のもとで使用すること。 |
バンコマイシン眼軟膏 | 抗菌薬 | 感染症の治療に十分な知識と経験を持つ医師又はその指導の下で投与すること。 |
フィズリン錠 | 利尿薬 | 本剤の投与は、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(syndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone:SIADH)の治療に十分な知識と経験を有する医師のもと、異所性抗利尿ホルモン産生腫瘍によるSIADHと診断された患者にのみ行うこと。 |
ブイフェンド錠 | 抗真菌薬 | 本剤の使用にあたっては、感染症の治療に十分な知識と経験を持つ医師又はその指導のもとで、重症又は難治性の真菌感染症患者を対象に行うこと。 |
フェマーラ錠 | 抗癌剤 | 本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師の下で、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。 |
プリジスタ錠 | 抗HIV薬 | 本剤による治療は、抗HIV療法に十分な経験を持つ医師のもとで開始すること。 |
フルダラ錠 | 抗癌剤 | 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。 |
プログラフカプセル | 免疫抑制剤 | 本剤の投与において、重篤な副作用(腎不全、心不全、感染症、全身痙攣、意識障害、脳梗塞、血栓性微小血管障害、汎血球減少症等)により、致死的な経過をたどることがあるので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び本剤についての十分な知識と経験を有する医師が使用すること。 |
ベサノイドカプセル | 抗癌剤 | 本剤はレチノイン酸症候群等の副作用が起こることがあるので、緊急時に十分処置できる医療施設及びがん化学療法に十分な経験をもつ医師のもとで、本剤が適切と判断される症例についてのみ使用すること。 |
ベプシドカプセル/ラステットSカプセル | 抗癌剤 | 本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分対応できる医療施設において,がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。 |
ヘプセラ錠 | B型肝炎治療薬 | 本剤によるB型慢性肝疾患の治療は、投与中のみでなく投与終了後も十分な経過観察が必要であり、経過に応じて適切な処置が必要なため、B型慢性肝疾患の治療に十分な知識と経験を持つ医師のもとで使用すること。 |
ペラゾリン細粒 | 抗癌剤 | 本剤の使用に当たっては,骨髄抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので,緊急時に十分処置できる医療施設及びがん化学療法に十分な経験をもつ医師のもとで,本剤が適切と判断される症例についてだけ行う。 |
マラロン配合錠 | 抗マラリア薬 | 本剤の使用に際しては、マラリアに関して十分な知識と経験を持つ医師又はその指導の下で行うこと。 |
メサペイン錠 | 鎮痛薬 | 本剤の投与は、がん性疼痛の治療に精通し、本剤のリスク等について十分な知識を持つ医師のもとで、適切と判断される症例についてのみ行うこと。 |
ユーエフティ配合カプセル | 抗癌剤 | 本療法は、テガフール・ウラシル配合剤の細胞毒性を増強する療法であり、本療法に関連したと考えられる死亡例が認められているので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び癌化学療法に十分な経験を有する医師のもとで、禁忌、慎重投与の項を参照して適応患者の選択を慎重に行い実施すること。 |
ユーゼル錠/ロイコボリン錠 | 葉酸製剤 | ホリナート・テガフール・ウラシル療法は、テガフール・ウラシル配合剤の細胞毒性を増強する療法であり、本療法に関連したと考えられる死亡例が認められているので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び癌化学療法に十分な経験を有する医師のもとで、禁忌、慎重投与の項を参照して適応患者の選択を慎重に行い実施すること。 |
ラミシール錠 | 抗真菌薬 | 本剤の投与は、皮膚真菌症の治療に十分な経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者についてのみ投与すること。 |
リウマトレックスカプセル | 抗リウマチ薬 | 本剤の投与において、感染症、肺障害、血液障害等の重篤な副作用により、致命的な経過をたどることがあるので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使用すること。 |
レイアタッツカプセル | 抗HIV薬 | 本剤による治療は,抗HIV療法に十分な経験を持つ医師のもとで開始すること。 |
レナデックス錠 | ステロイド | 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される患者についてのみ実施すること。 |
レブラミドカプセル | 抗癌剤 | 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者のみに行うこと。 |
レボレード錠 | 血小板増加薬 | 本剤は、血液疾患の治療に十分な経験を持つ医師のもとで使用すること |
そもそもどんな薬だって、十分な知識や経験の無い医師に処方してもらいたくありませんが。
シダトレンのように添付文書上で明確に薬剤師の責任として記載されているものや、承認条件として製造販売業者に責任が課せられているものもあり、ただ単に医師の責任の下に処方されて良い薬ばかりではないので注意する。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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