更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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カプセルを飲む放射線治療?


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バセドウ病のアイソトープ治療とは?

放射線治療と聞くと、でっかい装置の中に入って患部に放射線を当てて、軽くやけどしたりして。。。みたいに思い浮かべますが。

バセドウ病の患者さんで放射線治療をしている、という人の話を聞いたので調べてみた。

 放射性ヨード(アイソトープ)のカプセルを内服します。内服した薬は胃腸で吸収されて甲状腺に集まってきます。そこで甲状腺の中から放射線を出して甲状腺の細胞を潰してくれます。カプセル内服の前後合わせて約2週間は食事の中にヨードを含むものが入らないようにヨード制限をしておく必要がありますが、実際の放射線治療はカプセルの薬を飲むだけです。放射線治療の良い点は全身麻酔や手術のような負担がないことです。必要であれば繰り返して行うことも可能です。入院しなくても外来でできる場合もあります。
 逆に放射線治療の欠点は効果が出るまでに数ヶ月かかることと、治療後に甲状腺機能低下症に移行する人が年毎に増えてくることです。治療後1年目では53%の人が甲状腺機能亢進、9%の人が機能低下、残りの38%の人で甲状腺機能が正常でした。しかし、治療から3年たつと機能亢進は19%、機能低下は33%、機能正常が48%でした。治療後10年経過すると約半数の人が甲状腺機能低下症になるとの報告もあります。低下症になれば甲状腺ホルモン剤を終生続けることになります。バセドウ病の治療法について

カプセルを飲むだけ、らしい。

簡単ですね。
時間もかからない。

ヨウ素は体内に15~20mg存在し、そのうち70~80%は甲状腺に含まれます。
摂取したヨウ素のほとんどは甲状腺に集まるので、内服カプセルのような投与法ができるわけだ。

他の疾患でも内服による放射線治療とかできればいいけど、ヨウ素の特性なので難しいわけだ。

どのくらい続けるのかな。
甲状腺機能低下症にならないといいな。

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