更新日:2016年12月21日.全記事数:3,171件.

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インスリンの注射針に互換性はある?


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ペンニードルプラス?

ノボがペンニードルの新しい製品「ペンニードルプラス」というインスリン注射針を発売するようだ。
今までのペンニードルとの違いは、まず長さ。
ペンニードル32Gテーパーが6mmだったのに対し、ペンニードルプラスは4mm。
ナノパスニードルが4mmなので、このくらいの長さでも注入には十分なのかな?
針があまり短すぎると、斜めに刺さったときに皮下注射ではなく皮内注射になる恐れがあるようだが、針基の形状がフラットなので、垂直に穿刺しやすく、皮内注射になりにくいという。

以下、ペンニードルプラスの特徴
・点ではなく、面で肌に触れるので、圧力が分散される
ペンニードルプラスでは、注入の際、針を皮膚へ押しつけてしまっても、触れる面積が広いため、圧力が一点に集中することなく分散されます。
・面で支えるので安定しやすく、痛みが軽減する可能性がある
注射時の手ぶれは痛みの原因となる可能性があります。ペンニードルプラスでは、針基が肌と“面”で触れるため安定しやすくなり、痛みが軽減する可能性があります。
・垂直に穿刺しやすく、皮内注射になりにくい
原則として、4mm針では皮膚をつまみあげずに90度に穿刺することが可能ですが、斜めに穿刺してしまうと皮内注射になる可能性があります。ペンニードル® プラスでは垂直に穿刺しやすく、皮内注射のリスクが少なくなります。

注射針の種類

インスリンの注射針には、ペンニードルマイクロファインプラスナノパスニードルなどがある。

ペンニードルには、30G(0.30mm)× 8mmと32Gテーパー× 6mm がある。(加えて2016年ペンニードルプラスがラインナップに追加)
(テーパーというのはテーパー加工という注射針の先端部が先に向かうに従い細くなるような加工のことで、先端部の太さが32Gになっているらしい。他のナノパスなどもテーパー加工されていますが。)
マイクロファインプラスには、31G(0.25mm)× 5mm及び8mm と 32G(0.23mm)×4mm がある。
ナノパスニードルには、ナノパスニードルⅡ34G(0.18mm)×4mm がある。ナノパスニードル33Gは販売中止されたらしい。

インスリン注射の添付文書を読むと、
「本剤はJIS T 3226‐2に準拠したA型専用注射針を用いて使用すること。」という記載がみられる。

A型専用注射針とはいかに。
B型専用注射針なんてのもあるのか?
など詳しいことはわかりませんが、ペンニードルもマイクロファインプラスもナノパスニードルもA型専用注射針らしいので、互換性はあるようです。

注射針の種類については以下も参照
薬学管理料(特定保健医療材料料 )

オプチクリックと注射針

ランタス注オプチクリックの添付文書を読むと、

本カートリッジシステムは専用のペン型注入器を用いて使用すること。また、JIS T 3226‐2に準拠したA型専用注射針を用いて使用すること。ただし、個装箱又は内袋に「JIS T 3226‐2 A型」表示のないペンニードルは使用しないこと。[適合性が認められていない。]

ペンニードルは最近32Gしか見ていないのでわかりませんが、30GにA型表示の無いペンニードルがまだあったらしい。
現在はどうなのかわかりませんが。

加えて、オプチクリックも2013年3月で販売中止になるそうなので、いらない知識です。

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