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水だけで飲んじゃいけない薬?ピコプレップ配合内用剤
公開. 更新. 投稿者: 230 ビュー. カテゴリ:便秘/痔.この記事は約2分2秒で読めます.
ピコプレップ配合内用剤

大腸検査前に使う経口腸管洗浄剤で「ピコプレップ配合内用剤」という薬がある。
検査薬は基本的に病院内で渡されるので、調剤薬局で扱うことはあまり無い。ただ、病院でもらってきた患者から相談を受けることもあるので、知っておいた方が良い。
ピコプレップ配合内用剤には、ピコスルファートナトリウム水和物(10mg)、酸化マグネシウム(3.5g)、無水クエン酸(12g)が含まれている。
ピコスルファートナトリウムといえばラキソベロン内用液。
ラキソベロン内用液にも「大腸検査(X線・内視鏡)前処置における腸管内容物の排除」という効能効果があり、使用量は「通常、成人に対して検査予定時間の10~15時間前に20mLを経口投与する。」となっている。ラキソベロン内用液は1本10mLなので1回2本飲むことになる。7.5mg/mLなので、1回で150mg飲むことになる。
この量に比べれば、ピコプレップに含まれるピコスルファートナトリウムの量は大したことは無い。
それより酸化マグネシウム3500㎎のほうが通常量に比べればかなり多い。クエン酸も入ってるから、クエン酸マグネシウムのマグコロールと同じような感じ+ピコスルファートで効果増、ピコプレップは2包飲むからさらに倍、になる。
ピコプレップの飲み方
ピコプレップの用法は、
通常、成人には、1回1包を約150mLの水に溶解し、検査又は手術前に2回経口投与する。1回目の服用後は、1回250mLの透明な飲料を数時間かけて最低5回、2回目の服用後は1回250mLの透明な飲料を検査又は手術の2時間前までに最低3回飲用する。
となっている。
「透明な飲料」とはなんぞや。限りなく透明に近いブルーならいいのか。
飲むときに150mLの水×2回、その後250mLの水×8回飲むことになるから、合計2300mLの水を飲むことになる。けっこうキツい。
使用上の注意には「電解質異常を起こすおそれがあるため、水のみの飲用は避け、総飲量の半量以上はお茶やソフトドリンク等の他の透明な飲料を飲用すること。」と書かれている。
これだけ多くの水分補給をすると、水だけだと水中毒、低ナトリウム血症、低カリウム血症が怖いので、ミネラル入りの飲料を摂取する必要がある。
メーカーが飲んでいいものとして例示しているのは、
● お茶(温かいもの/冷たいもの)
● スポーツドリンク
● 具のない透明なスープ(コンソメスープなど)
● 透明なリンゴジュース
● 透明な色の炭酸飲料
逆に飲んでいけないものは、
● 赤や紫など、色の濃い飲みもの
● 牛乳などの乳製品
● 果実や具が入ったジュースやスープ
● アルコール飲料
「先生!透明なコーラは飲んでもいいですか?」とか、いきなり聞かれると困る?かもしれないので、紹介できる飲料を用意しておこう。



