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てんかんは子供の病気?
公開. 投稿者:てんかん.この記事は約2分10秒で読めます.
1,154 ビュー. カテゴリ:高齢者のてんかん
高齢者のてんかんが増えている。
脳血管障害が原因と考えられています。
脳卒中になって、それが原因でてんかんになる。
てんかん専門医は少ない。
てんかんのタイプとか治療とか難しそうだから、なるべく専門医に診てもらいたい。
最近では、新規抗てんかん薬もいくつか出てるし、薬の使い分けも難しい。
てんかん発作は、脳の過剰あるいは同期性の神経活動による一過性の症候あるいは症状と定義され、てんかんは、てんかん発作を起こす持続性の素因を有し、神経・認知・心理・社会的結果をもたらす脳の疾患と定義される。
てんかんはさまざまな原因で発病し、さまざまな発作症状を呈し、さまざまな予後をとる多様な疾患群である。
15歳以上のてんかんでは、活動性のあるてんかん症例の有病率が5.4人で、男性が女性より多い。
年齢別にみると25〜49歳で有病率が高い。
しかし最近では高齢化に伴い脳血管障害などの合併症としての高齢者のてんかんが増えてきており、80歳以降の発病率は乳幼児と同等あるいはそれ以上となり、100人/10万人/人のレベルにある。
治療により寛解状態にある症例の有病率は0.7/1000人で15%くらいを占め、治療を行っても月単位の発作が続く難治例も15%を占めている。
難治例は発病年齢が早く、局在関連性てんかんが多い。
てんかんは子供の病気?
昔は「子供の病気」とされていたが、近年の調査研究で、老若男女関係なく発症する可能性があるとの見解も示され、80歳を過ぎてから発病した報告例もある。by ウィキペディア
子どもでも大人でも、抗てんかん薬の種類を選ぶ際の選択方法は変わりません。
子どもと大人で違いがあるとすれば、子どもの頃から抗てんかん薬の治療を受けてきた人は、成人になって抗てんかん薬の服用を止められる場合があるのに対して、成人になってから外傷性や症候性てんかんに罹患した人は、発作を完全にコントロールできないことが少なくないため、抗てんかん薬を中止するのが難しい場合があるということです。
結婚するとてんかん発作が増える?
結婚しててんかん発作が増えた、という人がいます。
これは実際にてんかん発作が増えたわけではなく、今まで独身の一人暮らしで、主観的にしか発作が確認できなかったものが、パートナーの客観的な観察眼が加わることで、あたかも発作が増えたように感じるだけのことも。
女性の場合、結婚して退職すると家庭での生活が規則的になり、発作が軽減することもあります。
暗い部屋でテレビを見ているとてんかんになる?
昔テレビアニメのポケモンを見ていた子供たちに、「光過敏性てんかん」の症状が出たという報道がありました。
てんかんというと痙攣発作のイメージが強いのですが、痙攣を伴わないてんかんもあります。
ポケモンによる光過敏性てんかんでは、嘔吐や頭痛の症状が多かったようです。
子供は大人よりも脳が未熟なため、光に対する刺激に弱いです。
脳に障害が残るわけではありません。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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