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医薬品副作用被害救済制度の請求方法
公開. 投稿者:副作用/薬害.この記事は約1分6秒で読めます.
1,862 ビュー. カテゴリ:医薬品副作用被害救済制度
例えば、「抗生物質を飲んで下痢をした」「ワーファリンを飲んでいてアザができた」などなど、薬の副作用が出ていることを患者から聞くことはよくあります。
また、それらの副作用のために医療機関を受診した、という話もよく聞きます。
また、副作用が出たために薬の服用を途中で中止せざるをえず、大量の薬を無駄にするということもあります。
そんな患者から「もったいない、返金してくれないか?」とか言われることもあります。
それは無理ですが・・・
薬の副作用で、入院するほどの症状や後遺症が残ったような場合には、「医薬品副作用被害救済制度」で保障されることもあります。
給付の請求は患者自身が行う必要があり、必要な書類は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のウェブサイトから入手できます。
↓以下の相談窓口に問い合わせてもらうとよいでしょう。
「投薬・使用証明書」「医療費・医療手当診断書」「受診証明書」などは薬を処方した医療機関で記載してもらう必要があるので、入院中に説明を受けていない場合は医師が「薬の副作用ではない」と判断した可能性もありますが、疑わしい場合は病院に問い合わせてもらったほうがよいでしょう。最終的に判断するのは厚生労働省になります。
薬の副作用の確認は、薬剤師の大事な使命だと思います。
そして、副作用により被害を被った方に対する保障制度の説明も、薬剤師として必要なことです。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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