更新日:2017年2月20日.全記事数:3,079件

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ヤーズ配合錠とヤーズフレックス配合錠の違いは?


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ヤーズフレックス?

2017年2月に「ヤーズフレックス配合錠」という製品が出た。

フレックスと聞くと、フレックスタイムみたいな、「柔軟」という意味でとらえられる。
インスリン製剤では、フレックスタッチとかフレックスペンみたいな、ノボの製品がある。

ヤーズフレックスは今までのヤーズと何が違うのだろうか。

ヤーズ配合錠の成分は、ドロスピレノン3mg及びエチニルエストラジオール ベータデクスとしてエチニルエストラジオール0.020mg含有。
ヤーズフレックス配合錠の成分は、ドロスピレノン3mg及びエチニルエストラジオール ベータデクスとしてエチニルエストラジオール0.020mg含有。

全く同じです。

何が違うのかというと、ヤーズ配合錠は28錠シートのうち4錠がプラセボという点。
ヤーズフレックス配合錠はすべて実薬です。

なんじゃそりゃ。

ヤーズ配合錠の薬価が253.50円で、ヤーズフレックス配合錠の薬価が275円。
ヤーズ配合錠の場合4錠は偽物なので、253.5×28錠=7098円と、フレックス配合錠の24錠分、275×24錠=6600円が同じくらいの値段になっていれば納得したけどそうでもない。ヤーズ配合錠のほうが割高ということになる。

適応も違う。
ヤーズ配合錠の適応は、月経困難症。
ヤーズフレックス配合錠の適応は、子宮内膜症に伴う疼痛の改善,月経困難症。

用法も違う。
ヤーズ配合錠の用法は、

1日1錠を毎日一定の時刻に定められた順に従って(淡赤色錠から開始する)28日間連続経口投与する.
以上28日間を投与1周期とし,出血が終わっているか続いているかにかかわらず,29日目から次の周期の錠剤を投与し,以後同様に繰り返す.

ヤーズフレックス配合錠の用法は、

1日1錠を経口投与する.24日目までは出血の有無にかかわらず連続投与する.25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合,又は,連続投与が120日に達した場合は,4日間休薬する.
休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず,連続投与を開始する.以後同様に連続投与と休薬を繰り返す.

ヤーズ配合錠の場合は、プラセボによって強制的に休薬期間が入る形だが、ヤーズフレックス配合錠の場合、120日までの連続投与が認められている。

ヤーズ配合錠よりもヤーズフレックス配合錠のほうが「柔軟」に使えそうです。

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