更新日:2017年1月25日.全記事数:3,117件.

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関節リウマチの原因は微生物?


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関節リウマチの原因は微生物?

関節リウマチは、いまのところはっきりした原因はわかっていませんが、ウイルス感染と免疫の異常が関わっていることは確かなようです。

なんらかの原因で免疫の機能に異常が起こると、からだのなかの大切な成分を異物とみなして抗体をつくってしまい、自分自身を攻撃することがあります。
これを自己免疫疾患といい、関節リウマチは、この疾患のひとつとされています。

ミノマイシンが関節リウマチに効く?

ミノマイシンには抗炎症作用と神経保護作用があり、多発性硬化症、関節リウマチ、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、パーキンソン病などにも効く可能性がある。

近年の研究結果では、ミノサイクリンが、神経変性疾患、とくに多発性硬化症、関節リウマチ、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、パーキンソン病といった一連の神経変性疾患に対して、神経保護と抗炎症作用を示しうることが報告された。ミノサイクリン – Wikipedia

関節リウマチの原因は微生物という説もあるが、ミノマイシンの効果は原因微生物に対する抗菌作用によるものではないようだ。

関節リウマチの特徴

関節リウマチ(RA)は全身の滑膜関節の慢性・持続性・骨破壊性の多発関節炎を特徴とする全身炎症性疾患である。
また、RAでは関節のみの症状にとどまらず、全身症状やさまざまな臓器病変(関節外症状)の合併を認め、リウマトイド因子など種々の自己免疫異常を認める全身性自己免疫疾患である。

わが国の患者数は60万〜70万人(有病率0.6%)と推定される。
RAの有病率は人種を問わず、いずれの国においても0.5〜2%程度と報告されている。

男女比は約1:3と女性に多く、30〜50歳代に好発する。
関節リウマチは40~50代の女性に多く発症し,日本国内には70~100 万人の患者がいるとされています。

関節リウマチの治療は,生物学的製剤の登場により大きな進歩を遂げ,寛解を目標とすることが現実的になりました。
しかし,中には生物学的製剤の無効例や,重篤な副作用の発現,高齢の患者ケアなど多くの課題があります。

関節リウマチ(RA治療) のパラダイムは大きく変わり,疼痛の緩和を目的に,副作用の少ない薬剤から順次使用するピラミッド型治療から,発病早期からの強力な治療により,関節破壊の進行を止め,生活機能を維持し,その結果として生命予後を改善させる時代に移った。
このようなRA治療のパラダイムシフトは治療薬の進歩によるところが多い。
すなわち, メトトレキサート(MTX)を中心とした強力なDMARDs の積極的使用と生物学的製剤の開発により,滑膜炎の完全な鎮静化,関節破壊の防止や修復が可能になったことが大きく貢献している。

最近,世界的に受け入れられているRA治療の原則を以下にまとめる。
①関節の構造破壊が起きる前の発病極初期から強力な抗リウマチ薬(DMARDs) 治療を行うI。
②治療目標を寛解, 最低でも低活動性に定める。
③定期的に疾患活動性を評価して,治療目標に達しなければ短期的に治療を強化・調整して,治療目標を早期に達成する(Treat to Target ;T2T) 。
④MTXが第1選択薬であり, アンカードラッグである。
⑤単剤で治療目標に達しなければ生物学的製剤を中心とした併用療法を行う。
以上のことが世界的に受け入れられている。
これらの治療戦略が確立してきたのはここ数年来で, 実際,2010年以来,RA治療戦略に必要な指針やガイドラインが次々と発表されている。

RAの治療目標においては,関節破壊を防ぎ,関節機能や生活機能を維持することに主眼が置かれるようになった。
そのためには. RA滑膜炎を限りなく鎮静化させる必要がある。
寛觧とは炎症活動性に基づく症状や徴候が完全になくなった状態と定義できる。
日常診療で寛觧状態が達成できたかは,関節所見,炎症反応と医師や患者のVAS (visual analog scale) を用いた評価を組み合わせた総合的疾患活動性指数を用いて評価する。

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