2019年2月19日更新.3,370記事.5,917,338文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

癌に効く漢方薬

スポンサーリンク


癌と漢方薬

がんや抗癌剤の副作用対策として、漢方薬がよく用いられる。
漢方薬がよく処方される領域というのは、有効な治療法が無い領域ともいえる。

全身倦怠感:補中益気湯、人参養栄湯、十全大補湯
食思不振、上腹部膨満感:六君子湯
骨髄抑制、血小板減少:十全大補湯
黄疸、肝障害:茵蔯蒿湯
口内炎:半夏瀉心湯
便通異常:大建中湯
オキサリプラチンの神経毒性:牛車腎気丸
タキサン系の神経毒性、神経痛:芍薬甘草湯
イリノテカンの晩期下痢:半夏瀉心湯

いろいろありますが、この中で全身倦怠感という、癌以外にも応用のききそうな漢方薬の使い方について調べる。

抗がん剤治療に、黄耆を含む漢方製剤を併用すると、生存率や奏効率が上昇し、副作用が軽減されるというメタ・アナリシスの結果が報告されています治癒力を引き出す がん漢方講座 第17話 抗がん剤と黄耆の相乗効果 がんサポート

漢方薬では、体力や抵抗力を高めるような処方を補気薬という。
気を補う薬。
ドラゴンボール世代に気という概念はわかりやすい。

補気薬の代表が人参剤。黄耆を含むことも多いので参耆剤ともいう。人参+黄耆が最強。
人参湯、四君子湯、六君子湯などは黄耆を含まない。
十全大補湯、人参養栄湯、補中益気湯、帰脾湯、加味帰脾湯、清暑益気湯などは黄耆を含む。
清暑益気湯は夏バテ特有の処方という感じなので、処方されることは少ないですが。
帰脾湯、加味帰脾湯は産後に使われたりする。

十全大補湯、人参養栄湯、補中益気湯あたりが癌患者に処方されていたら、延命効果を狙っているのかも知れない。

スポンサーリンク

ビス剤の内容で不適切なのは

IMG_0670
薬剤師

下記は経口ビスフォスフォネート(BP)製剤について記述したものである。不適切な内容はどれか。2つ選べ。
a. 経口BP製剤を服用する際には硬水系のミネラルウォーターは避けた方が良い
b. 経口BP製剤の消化器症状を予防するために食後に服用した
c. 経口BP系製剤を服用した後、直ぐに横になった
d. 経口BP系製剤も長期に服用すると顎骨壊死発生リスクが高くなる
e. 経口BP系製剤による顎骨壊死の発生を防ぐためにデンタルケアを指導した

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

yakuzaic
名前:yakuzaic
出身大学:ケツメイシと同じ
生息地:雪国
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう byカルテット

人気の記事(月間)


リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

SNS

検索


スポンサーリンク