更新日:2017年1月19日.全記事数:3,079件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ナステントは危険?


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ナステント

ナステントという「いびき」「睡眠時無呼吸症候群」に使われる商品がある。

鼻チューブでいびきのない快眠を | ナステント | seven dreamers

睡眠時無呼吸症候群の治療といえば、CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)が有名です。
CPAPとは、鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける方法です。

しかし、CPAPを購入するとしたら高額ですし、医療機関から借りるとしても専門の呼吸器科を受診しなければならない。
「いびき」程度で受診するのも恥ずかしい。
CPAPはそれなりに大きさがあるので、旅行などには持ち運びにくい、などの問題があります。

そんなとき、薬局で購入できる一般医療機器のナステントが便利ということになる。

ちなみに医療機器の分類は以下のとおり。

クラス分類具体例
クラス1一般医療機器メス・ピンセット・はさみ・ガーゼ・脱脂綿、ギプス、家庭用救急絆創膏、注射針、血圧計、聴診器、X線フィルム 等
クラス2管理医療機器電子体温計、家庭用電気治療器(マッサージ器)、補聴器手術用手袋、MR装置、電子内視鏡、消化器用カテーテル、超音波診断装置 等
クラス3高度管理医療機器コンタクトレンズ(カラーコンタクトレンズ)、人工骨、人工角膜、バルーンカテーテル、透析器 等
クラス4高度管理医療機器ペースメーカー、人工心臓弁、人工呼吸器、ステント 等
クラス関係なし特定保守管理医療機器X線診断装置、CT装置、MR装置、内視鏡関連装置、超音波画像診断装置、脳波計、滅菌器 等

小学生のときに、鼻からうどんを食べるという荒業をしていた友達がいたのを思い出しました。
鼻うがいもしたことがありますが、あの感覚で朝まで過ごすというのは至難の業に思える。

ナステントの誤飲事故

そんなナステントで誤飲事故があり、自主回収に至る次第となりました。

「ナステントクラシック」の自主回収のお詫びとお知らせ

一報を聞いたとき、「あのチューブを誤飲するのか?」と疑問に思いました。
鼻に入れたチューブのフックが外れて、鼻からのどに落ちたという可能性については、メーカーによると、鼻から落ちたのであれば激痛が走るはずで、朝まで気が付かないということはあり得ないそうです。
つまり、鼻につけていたナステントを寝ぼけながら一度外して、口から入れるという誤飲事故?
詳細については不明ですが、「本事象はナステントの構造上の問題ではないこと及び品質管理上の問題がないことも確認されました。」とのことなので、パッケージを改めて、再度販売されることになるようです。

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