更新日:2017年1月10日.全記事数:3,091件

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高尿酸血症治療薬まとめ


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尿酸生成阻害薬の特徴は?

キサンチンオキシダーゼを阻害することで尿酸生成を阻害する。

一般に尿酸排泄低下型高尿酸血症にはベンズブロマロンを、尿酸産生過剰型にはアロプリノールを用いる。

中等度以上の腎障害例や尿路結石保有ないし既往例などには、尿酸生成抑制薬を使用する。

高尿酸血症では腎障害が出現しやすく、逆に腎不全では二次性高尿酸血症が高率で出現する。

通常、腎障害時ではアロプリノールを使用することが多いが、腎不全ではアロプリノールの代謝産物であるオキシプリノールが増加し副作用が重篤化することがある。

腎不全患者にアロプリノールを過剰に投与するとオキシプリノールが血中に蓄積して中毒症候群、再生不良性貧血などの重篤な副作用が発現することがある。

メルカプトプリンの血中濃度を高める。

キサンチンオキシダーゼ阻害作用によりメルカプトプリン、テオフィリンの血中濃度を上昇させる。

頻度は少ないが、ベンズブロマロンによる劇症肝炎が報告されたので、投与開始後6ヶ月は定期的に肝機能検査を実施する。

尿アルカリ化薬

尿アルカリ化薬としては、クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合薬が使用される。

炭酸水素ナトリウムも尿アルカリ化作用があるが、ナトリウム負荷の問題やリバウンド現象による胃酸分泌刺激作用などが問題となることがあり、使用されることはほとんどない。

ただし、クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合薬の場合にも、継続投与による血圧上昇や血清カリウムへの影響については、十分に注意する必要がある。

高尿酸血症の分類

原発性高尿酸血症
痛風患者の95%以上は病因を特定できない原発性高尿酸血症であり、その成因によって尿酸産生過剰型と排泄低下型、および両方が原因となっている混合型に大別される。
わが国では、排泄低下型、混合型、産生過剰型の順に多い。

二次性高尿酸血症
血液疾患など他の疾患の併発や薬剤によって起こるもので、全痛風症例中約5%を占める。
原発性と同様、尿酸産生過剰型、尿酸排泄低下型、混合型に大別される。

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