更新日:2016年12月3日.全記事数:3,117件.

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錠剤を粉砕するよりも粉薬に変えたほうがいい?


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粉薬よりも錠剤を粉砕したほうが飲みやすい?

例えば、フェロミア錠の粉砕指示の処方が来たとき、「フェロミア顆粒で処方すればいいのに」と思う。
そして、医師に疑義照会することもある。

粉砕の手間や、飲みにくさを考えると、散剤の製剤があるものは散剤に変更したほうが適当と考える。

しかし、粉の製剤があるからといって、なんでもかんでも変更を提案すべきではない。

クラリス錠の粉砕指示が来たとき、「クラリスドライシロップ小児用で処方すればいいのに」と思うことはあるが、クラリスドライシロップは小児用である。成人には適応外となる。
フロモックス錠の粉砕をフロモックス小児用細粒に変更することは問題ない。成人にも適応がある。

錠剤を粉砕したほうが、粉薬よりも飲みやすい、という場合もある。

クラビット錠500mgをクラビット細粒10%に変更した場合、クラビット細粒10%500mgは5グラムになる。
1回5グラムの粉を飲むというのは、なかなかしんどい。
普通の人でもしんどいのに、粉砕の指示が来ているということは、嚥下に支障のある患者ということだ。さらにしんどい。

クラビット錠500mgを粉砕すると、0.7グラム程度で済むのである。

嚥下困難の患者と一口に言っても、程度に差がある。
大きい錠剤が飲めないだけなのか、小さくても錠剤が飲めないのか、粉の服用も難しいのか、とろみ剤に混ぜて飲ませるのか、経管で飲ませているのか。
個々の患者にあわせた対応が必要となるだろう。

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